約 3,942,309 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/50694.html
登録日:2022/03/18 Fri 20 01 46 更新日:2024/09/17 Tue 23 46 05NEW! 所要時間:約 14 分で読めます ▽タグ一覧 DCコミックス なぞなぞ アメコミ アンディ・サーキス キャットウーマン コリン・ファレル ゴッサムシティ ザ・バットマン ジェフリー・ライト ゾーイ・クラヴィッツ ノブ ノワール バットマン バリー・コーガン ファイルーズあい ペンギン ポール・ダノ マット・リーヴス マフィア リドラー ロバート・パティンソン ワーナー・ブラザース ヴィジランテ 住みたくない街No.1 佐藤隆太 劇場型犯罪 名作 探偵 映画 櫻井孝宏 洋画 洪水 狂気 石田彰 腐敗 親の因果が子に報う 豪華声優陣 賄賂 連続殺人 麻薬 UNMASK THE TRUTH マスクに隠された「嘘」を暴け。 『ジョーカー』の衝撃を超える、最高危険度の謎解きサスペンスアクション 『THE BATMAN -ザ・バットマン-』とは、2022年公開の米映画。 DCコミックス社のコミックヒーロー「バットマン」の4度目のリブート作品(*1)である。 監督は『クローバーフィールド/HAKAISHA』『猿の惑星:新世紀』『猿の惑星:聖戦記』のマット・リーヴス。 概要 今作は当時同時に進行していた『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』に代表されるDC Extended Universe/DCフィルムズ・ユニバースのバットマン(演:ベン・アフレック)とは無関係であり、完全オリジナルの世界観での単独作品として製作された。 なお、当初はDCFUの世界観でのバットマンのオリジン映画として企画されていたが、ユニバースの最初の集大成となるはずだった『ジャスティス・リーグ』は制作上の紆余曲折を経て完成した劇場公開版が興行・批評共に振るわず、 その後のDC映画の製作方針の見直しや、監督・主演を務める予定だったベン・アフレックの降板により断念され、全く新しい世界観で製作されることとなった。 また、日本版劇場予告編や上記に記載の日本版本ポスタービジュアルのキャッチコピーにもあるように、同じダークテイストの世界観として『ジョーカー』が宣伝等で引き合いに出されることも多いが、こちらとも無関係の作品である。 今作で描かれるのは、過去のバットマンシリーズの中でもトップクラスに陰鬱なゴッサム・シティであり、犯罪が蔓延るだけでなく、政治・警察・富裕層は腐敗しきっている。 そうした雰囲気が終始徹底しており、全体を通してダークかつ爽快感皆無なストーリー、更には画面も暗いシーンが多く、「『ダークナイト』がエンタメ映画に見える」ともっぱらの評判。 そして、ヒーローであるはずのブルース・ウェイン/バットマンも、バットマンとなって2年目の非常に精神の鬱屈した青年として描かれている。 これまでの高貴さと狂気の絶妙なバランスで描かれたものとは打って変わり、繊細さと執念深さに全振りした新しいバットマン像を打ち出した。 そんなブルース・ウェイン/バットマンを演じるのは『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』のセドリック・ディゴリーや『トワイライト』シリーズのエドワード・カレン、『TENET テネット』のニールなど、数々の人気作の重要人物を演じたロバート・パティンソン。 見ているこちらが心配になってくるレベルで不健康かつ荒々しいブルースに観客も冷や冷やさせられる。 対するヴィランであるリドラー役として、『リトル・ミス・サンシャイン』『プリズナーズ』『スイス・アーミー・マン』のポール・ダノ。「普通の男」に潜む狂気を存分に演じ切っている。 他にお馴染みのキャラクターとして、セリーナ・カイル/キャットウーマンに『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』で重要キャラを演じ、『レゴバットマン ザ・ムービー』でキャットウーマンの声を担当したゾーイ・クラヴィッツ、 アルフレッド・ペニーワースに『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのゴラムやマット・リーブスも関わったリブート版『猿の惑星』シリーズのシーザーなどのモーションキャプチャで知られるアンディ・サーキス、ジェームズ・ゴードンにダニエル・クレイグ版『007』シリーズのジェフリー・ライト、 オズワルド・コブルポット/ペンギンに『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』『ダンボ』のコリン・ファレルがキャスティングされた。 さらには『ビッグ・リボウスキ』『トランスフォーマー』シリーズのジョン・タトゥーロ、『ジャーヘッド』『グリーン・ランタン』『マグニフィセント・セブン』のピーター・サースガードも名を連ねている。 上映時間は175分と、アメコミ映画の中では『アベンジャーズ/エンドゲーム』や『バットマン vs スーパーマン』アルティメット・エディションに匹敵するほどの長尺となっている。 ストーリーは『バットマン アースワン』や『バットマン ゼロイヤー』、『バットマン ロング・ハロウィーン』などからの影響が見られ、これらの作品と見比べるのも興味深い。 関連作品として前日談の小説の他、リドラー役のポール・ダノ自らが脚本を手掛けたコミック『The Riddler Year One』が存在。 また本作の脚本家の1人、マットソン・トムリンによるコミック『バットマン:インポスター』は世界観こそ共通ではないものの、本作の雰囲気や作成中に得たアイディアが盛り込まれている。 続編の公開は2026年に予定され、それに伴い他のDC映画との区分として『DCエルスワールド』の名が与えられた。 またいくつかのスピンオフも企画され、ペンギンを主役にしたドラマが製作中。 ストーリー 略奪、麻薬、殺人……そんなあらゆる犯罪でごった返した街、ゴッサム・シティ。 弱者は踏み躙られ、力を手にしたギャングが我が物顔で跋扈する街の住民にもはや希望は見えていなかった。 ただ一人、父の教えを守り、悪の撲滅という執念に取り憑かれた大富豪ブルース・ウェインを除いて。 彼は街を救おうとし、最後は強盗に撃ち殺された両親の意思を継いで、街の悪を密かに成敗するヴィジランテ「バットマン」として活動していた。 昼は大企業の主、夜は自警団員としての二重生活を送る彼は、街の暗部に触れるにつれて徐々に心を病んでいった。 そして、ブルースがバットマンとして活動してから2年目。ゴッサム・シティの市長が何者かに惨殺されるという事件が発生。 現場には「なぞなぞ」のような文章と暗号の地図、そして「バットマンへ」というメッセージカードが置かれていた。 バットマンと彼に協力的な刑事・ゴードンがなぞなぞを解いた結果、明るみに出る市長の醜聞。 ブルースは取り憑かれたように謎の犯罪者「リドラー」の犯行の解明に没頭するが、その後も次々と街の権力者が殺され、その度にバットマン宛のメッセージが残される。 やがて明らかになるゴッサム上層部とマフィアの知られざる関係、そしてブルースの父に関する秘密。 「バットマン」として課せられた「嘘」とそれを揺ゆがせる「真実」を前にして、ブルースは何を選ぶのか…… 登場人物 ブルース・ウェイン/バットマン 演:ロバート・パティンソン/吹き替え:櫻井孝宏 大財閥の当主とヴィジランテの二つの顔を持つ男。 幼い頃に両親を強盗に殺されて以来、正しい心を持つ父の教えを守るためと、ゴッサムの悪を撲滅するため、腐敗した街の恐怖の象徴になることを決意。 格闘術とウェイン産業の技術を駆使した蝙蝠のヴィジランテ「バットマン」として悪党に恐れられ、荒々しい手段によって警察からは煙たがられていた。 しかし、決して悪党は殺さない主義。 そうした生活を続けていたため生活のクオリティは格段に落ち込み、表の顔としての振る舞いがぞんざいになり、人を寄せ付けない鬱屈な性格となってしまった。 リドラーの起こした殺人事件を調査するうちにそれにのめり込み、ますます狂気の淵に陥る。 そして父の「嘘」が明らかとなり、自身の存在意義を問うことになるのだが…… リドラー 演:ポール・ダノ/吹き替え:石田彰 ゴッサムの権力者ばかりを次々と殺害する連続殺人鬼。 現場に警察やバットマンへの挑戦状と称した「なぞなぞ」を残すことからその名が付いた。 警察のみならず、SNSや動画配信サイトにも挑発動画をばら撒き、権力に不満を持つ者からは救世主のように持て囃されている。 被害者の持つ「嘘」を暴き、ゴッサムの秩序を崩壊させようとしているが、その正体は……? ネタバレ 本名はエドワード・ナッシュトン(*2)。 公認会計士であり、ウェイン産業にも会計の仕事で出入りしていた。 元は孤児であり、トーマス・ウェインの再開発計画に将来の希望を抱いていたが、彼のマフィアとの癒着が原因で殺されたことに失望。 欺瞞に満ちたゴッサムの権力者へ復讐し、バットマンに一泡吹かせるべく街を混沌の渦に叩き込もうとした。 精神年齢は幼く、思い通りにいかないと駄々をこねるなど子供っぽい部分もあるが、その頭脳は紛れもなく天才であり、ゴッサムの腐敗の原因やバットマンの正体などに独自の調査で辿り着き、劇中の殆どの犯行を成功させている。 セリーナ・カイル/キャットウーマン 演:ゾーイ・クラヴィッツ/吹き替え:ファイルーズあい ペンギンの経営するクラブのホステスにして、権力者ばかりを狙う泥棒の女性。 ゴッサム・シティを毛嫌いしており、いつか街を出て自由になることを夢見ている。 市長の家に忍び込んだところをバットマンと鉢合わせし、更に恋人のアニカが何者かに攫われ、彼女を見つけるためにもバットマンの捜査に協力する。 しかし、客の権力者とマフィアの関係を知りたいバットマンとは裏腹にアニカの行方に執心しているため、バットマンとは衝突することも多いが、彼の謎に満ちた素性が気になっている。 ファルコーネに妙な距離感で近寄られているが、彼を忌み嫌っている。 ネタバレ 実はファルコーネの実の娘。 ホステスだった母親を無理矢理孕ませて産まれた子供で、母親はファルコーネによって殺されてしまった。 そのため、実父であるファルコーネを憎んでおり、復讐を望んでいたが…… アルフレッド・ペニーワース 演:アンディ・サーキス/吹き替え:相沢まさき ブルースの執事。元英国特殊部隊員で腕っぷしは強い。 主人に忠誠を誓っており、バットマンとしての活動にのめり込む彼に苦言を呈しつつも、ヴィジランテとしての主人もサポートする。 ブルースが幼い頃から彼の面倒を見ており、無論父トーマスの全てを知っている。 ブルースの不在中、リドラーの手によって送られた爆弾で重傷を負ってしまう。 ジェームズ・ゴードン 演:ジェフリー・ライト/吹き替え:辻親八 ゴッサム市警の警部補。バットマンを危険人物扱いする警察の中で、唯一彼に味方する人物。 バットサインの点灯を担当し、必要とあらばバットマンを呼び出すことが出来る。 腐敗しきったゴッサムの中でも随一の高潔さを持つ警官であり、バットマンからの信頼も厚く、正体を知らないが自身も彼を信頼している。 リドラーの事件をバットマンと共に追うが、事件の渦中にバットマンが巻き込まれ、容疑者にされてしまう中でも命令違反覚悟で彼と行動を共にする。 オズワルド“オズ”・コブルポット/ペンギン 演:コリン・ファレル/吹き替え:金田明夫 カーマイン・ファルコーネの右腕的存在であり、ゴッサムの中でも札付きのギャング。 普段はクラブを経営しているが、裏では麻薬「ドロップ」を流して人々を堕落させている。 性格は狡猾な野心家であり、忠実のように見えるファルコーネに対しても下剋上を狙っている。 バットマンの存在を煙たがっており、捜査する彼を始末しようとしたが、執念により情報を話す羽目になる。 『デアデビル』以来となるヒーロー映画のヴィランを演じたコリン・ファレルだが、 特殊メイクにより別人といっていいほどに本人の面影が殆ど無く、一部の共演者は初対面で気付けず後で驚いたというエピソードも。 コリンの出演を知らずに映画を観た観客がスタッフロールで名前を見て驚いた例も多かったとか。 カーマイン・ファルコーネ 演:ジョン・タトゥーロ/吹き替え:千葉繁 ゴッサムを牛耳るマフィアのボス。 一見紳士的だが素性は冷酷非情な悪党そのものであり、数々の悪事に平気で手を染めている。 ブルースに対して妙に優しく、彼を幼い頃から知っているように振る舞う。 ネタバレ 実はかつてトーマス・ウェインに命を救われており、彼に大きな貸しを作っていた。 そして市長選を目前に控えたトーマスの頼みと目障りなマローニへのけん制のために、トーマスの妻マーサの過去を知りマローニとのつながりを持つ記者を殺害した。更にはそれを警察に自供しようとしたウェイン夫妻を殺すよう強盗を差し向けた可能性も語られている。 そのためにブルースには馴れ馴れしく振る舞い、「自分と同類」とまで言っていた。 自分が孕ませたセリーナの母だけでなく彼女の恋人アニカをも口封じで殺し、彼女から激しい恨みを買われていた。 ウィリアム・ケンジー 演:ピーター・マクドナルド/吹き替え:北田理道 ファルコーネのボディガード。 その正体はゴッサム市警の警官であり、「裏の仕事」を担当している。 サルバトーレ・マローニ ファルコーネと肩を並べていたゴッサムのマフィア。 市の警察を総動員した一斉捜査によってドロップの製造工場と共に検挙され、逮捕された。 ネタバレ 実は警察や市の権力者と裏で通じていたファルコーネによってスケープゴートとして売られており、逮捕劇は茶番に過ぎなかった。 ベラ・リアル 演:ジェイミー・ローソン/吹き替え:村中知 ゴッサム・シティの次期市長候補の女性。 悪が蔓延るゴッサムの改革をマニフェストに掲げており、高潔な精神を以てして成し遂げようとする今作最大の良心。 そのためにも、街一番の大富豪であるブルースにも協力を仰いでいる。 如何なる非常事態に対しても市民の安全を優先する、まさしく街の希望のような存在である。 マッケンジー・ボック 演:コン・オニール/吹き替え:姫野惠二 ゴッサム市警の署長。 リドラー事件で何度も標的にされていたバットマンとリドラーとの関係性を疑い、彼を容疑者扱いする。 無論、彼もまた腐敗に関与した人間の一人である。 ドン・ミッチェルJr. 演:ルパート・ヘンリー=ジョーンズ/吹き替え:佐藤隆太 ゴッサム・シティの現市長。 次期当選を目指して選挙活動を行っていたが、根っからの保守派でありリアル候補に言いくるめられていた。 そんな中、リドラーにより家で一人でいたところを撲殺され、顔をガムテープでぐるぐる巻きにされた最初の犠牲者として発見された。 残された暗号をバットマンとゴードンが解いた結果、彼の不倫現場の写真がネットにばら撒かれることとなる。 ピート・サベージ 演:アレックス・ファーンズ/吹き替え:北川勝博 ゴッサム市警の本部長。やたらと声がデカい。 バットマンを厄介者扱いしており、逆に彼を特別視するゴードンを叱り飛ばしている。 警察のスポーツジムにいたところをリドラーに襲われ、生きたまま顔をネズミに食い散らかされるという残虐極まりない死に方をした。 「ネズミ」の売った情報によりマローニ逮捕をでっち上げた。 ギル・コルソン 演:ピーター・サースガード/吹き替え:山岸治雄 ゴッサムの検事。マローニ検挙の実役者として知られている。 実はペンギンのクラブの常連客であり、ドロップを常用して腐敗しきっている。 リドラーによって首に爆弾を付けられ、ミッチェル市長の追悼式に車で突っ込み、バットマンを相手に自身の罪を告白させられた上で爆死した。 アニカ・コスロフ 演:アンバー・シエナ ペンギンのクラブのホステスの一人で、セリーナの恋人。 彼女とミッチェル市長の逢瀬の写真が発見され、捜査に急浮上したが、直後部屋を荒らされた状態で失踪する。 その後、ペンギンの車から遺体で発見される。 トーマス・ウェイン 演:ルーク・ロバーツ/吹き替え:森久保祥太郎 ブルースの父で、先代ウェイン産業の当主。 かつてはゴッサムの再開発を約束し、市長選に立候補していたが、その矢先に強盗によって妻と共に殺害される。 ブルースが尊敬して止まない「正しさ」の権化のような存在である。 ネタバレ 妻の一族が犯した過ちと妻の暗い過去を暴こうとした記者を黙らせるためにファルコーネに依頼してしまい、間接的とはいえ殺してしまう。 自責の念に囚われた事で警察に自供しようとしたが、その直前に命を落とした。 マーサ・ウェイン 演:ステラ・ストッカー ブルースの母。夫と共に強盗により死亡。 ネタバレ 旧姓はアーカムで、現在は凶悪な犯罪者も収容するアーカム・アサイラムの設立者の一族。 幼い頃に母親が父親を殺害して自殺してしまい、そのショックから施設に入退院を繰り返していた。 両親の件は他の一族がもみ消し、回復した彼女もトーマスと出会い良き妻であり母となった。 だが過去の醜聞をある記者に掴まれ、さらにその記者がマローニとつながっていたためにトーマスに罪を犯させてしまった。 スペシャルゲスト 囚人 演:バリー・コーガン/吹き替え:内山昂輝 逮捕されたリドラーの隣の独房に入れられていた囚人。 目論見が失敗に終わり、失意のリドラーを嘲りながらも、次の機会を待つよう唆す。 そして「必要なのは仲間」と説きながら、真っ赤に裂けた口から笑みを漏らすのだった…… 用語 ゴッサム・シティ 今作の舞台で、世界一有名な犯罪都市。 海に囲まれた街で、堤防に覆われている。 犯罪が蔓延しているのみならず、清廉潔白と思われている街の権力者には麻薬や賄賂が横行し、腐敗しきっている。 近いうちに市長選挙が行われる予定。 ウェイン産業 ゴッサムで一番の大企業であり、ブルース・ウェインの所有する会社。 主な業務は技術開発で、バットマンのメカは開発部門の技術を拝借している。 バットサイン/バットシグナル ゴッサム市警とバットマンの間で交わされるサインであり、蝙蝠型のサーチライト。 警察の手に負えない事件があった場合、ゴードンが照らしてバットマンを呼ぶ。また、悪人への恐怖の象徴としての役割も持つ。 バットケイブ ウェインタワーの地下にあるバットマンの秘密基地。 蝙蝠の巣の洞窟をイメージしており、持ち主の心情を反映しているかのように薄暗い。 バットモービル バットマンが犯人追跡用に使う自動車。 バットマン専用に開発された車や軍用車のイメージだったこれまでのモービルとは異なり、普通のスポーツカーを魔改造したものに近い。 ジェットエンジンによる加速や衝撃に耐えられる装甲が付加されている。 アイスバーグ・ラウンジ ペンギンが経営しているナイトクラブ。 裏では権力者しか入れない会員専用の部屋があり、そこでは腐敗した富裕層の溜まり場となっている。 ドロップ ゴッサムで流通されている特殊な麻薬。中毒性が高く、富裕層の娯楽のみならず、貧困層の堕ちた先としても大きく出回っている。 アーカム・アサイラム ゴッサム内にある精神病患者の監獄。 ウェイン家と親交のあったアーカム家が設立した。 ゴッサム再開発計画 かつてトーマス・ウェインが市長選で打ち出していた計画。 主な計画として、堤防の建設、麻薬の一掃、貧富の格差の撤廃等が挙げられた。 ウェイン夫妻の死によって計画は頓挫するが、再開発のための基金は彼の当選にかかわらず利用することができるようにしていたらしい。 ネタバレ 基金の利用があまりに容易であったことから、トーマスの死後汚職の温床となってしまった。 ある意味ゴッサム腐敗の元凶であり、リドラーがウェイン家を憎む理由がこれ。 ネズミ 警察関係の隠語で、「スパイ」「内通者」を意味する。そして「翼のあるネズミ」というと……? オレンジで、物知りで、追記・修正すると喜ばれるものってなーんだ? NEXT THE BATMAN PART II Connected Story THE PENGUIN △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 吹替版だと貴重な石田彰の歌が聴ける -- 名無しさん (2022-03-18 23 59 31) 如何せん長すぎる。新シリーズでいきなり3時間はやり過ぎ。 -- 名無しさん (2022-03-19 00 22 57) コミックでのバットマンに対する解像度が一番高いバットマン。コミック読んでる人ほど楽しめる。あと爽快感は無いが、希望はある。 -- 名無しさん (2022-03-19 00 31 35) アンディ・サーキスの代表作はやっぱりロード・オブ・ザ・リングなのでは…? -- 名無しさん (2022-03-19 07 21 07) しかしあの長さであれだけ売れるんだから、まだ捨てたもんじゃないな -- 名無しさん (2022-03-19 11 09 25) ベンバッツのようにゴリゴリのマッチョが襲いかかってくるのも恐怖だけどロバートバッツの銃撃にも怯まず殴ってくるのも恐怖 -- 名無しさん (2022-03-19 11 31 55) コリン・ファレルが特殊メイクでわからんかった -- 名無しさん (2022-03-19 15 12 16) DCの映画ってこう、なんで3時間もかけて中途半端になるんだろうな。やりたいこと詰め込みすぎるからなんかな。 -- 名無しさん (2022-03-19 15 13 35) 中盤のキャットウーマンやペンギン関連の寄り道を省けば、中弛みしなかったと思う。 -- 名無しさん (2022-03-19 15 32 00) ↑レビューとかでもそういうこと言われていたな。監督がやりたいことをつめこんでばかりでカットできていないって。 -- 名無しさん (2022-03-19 16 01 52) 3時間か、なかなかに気合を込めて見ないとアカンな -- 名無しさん (2022-03-19 22 33 54) この囚人さん、光の加減か髪の毛が緑色っぽい。やっぱり… -- 名無しさん (2022-03-19 22 51 04) アクションシーンが必要ないと感じるレベルでサスペンススリラー部分の完成度は高かったと思う -- 名無しさん (2022-03-20 02 56 41) Q.「DC映画って暗くね?」→A.「上等!!」みたいに振り切った映画だった。もちろん面白かったっす。 -- 名無しさん (2022-03-20 12 34 24) マーサが殺したんだっけ?母ちゃんが父ちゃん殺して自殺じゃなかった?一回しか見てないから分からんが。 -- 名無しさん (2022-03-20 22 10 04) つまらなかった。櫻井バットマンは良かった -- 名無しさん (2022-03-21 10 06 04) 長いか?別に3時間あっという間な内容だったけどな -- 名無しさん (2022-03-22 01 26 20) 暗すぎてせっかくのスーツがほとんど見えないのが残念 -- 名無しさん (2022-03-22 23 23 04) ↑その辺もあってヒーロー映画として見に行くとがっかりするかもしれない。でもクライムサスペンスとしては一級だったよ。 -- 名無しさん (2022-03-23 13 43 15) 「復讐に囚われた狂人」2人を対比させた上で、しっかりヒーロー物としての感動を起こすシナリオや演出が凄かったよ。 -- 名無しさん (2022-04-01 16 04 56) 「ジョーカー」はヒーロー映画の在り方に疑問を投げかける問題作だったけど、本作はその問いにもしっかりと答えた「ポスト・ジョーカー」に相応しい作品だった。 リドラーの社会問題の象徴的な描き方は正にジョーカーの系列だし、己の目的すら見失ってしまうブルースが真のヒーローとしての使命を自覚する展開もグッときた。 -- 名無しさん (2022-04-08 07 14 23) リドラ-は結局、ブルース=バットマンだと分かってたんだろうか?個人的には分からないままだったような気がしたけど -- 名無しさん (2022-04-08 09 18 54) 日本人的には英語のリドル(謎々)が分かりづらいのが難点だと思う。ネイティブの人から見てどう感じるのか分からんないけど。でもリドラーとそのフォロワーの恨みつらみは共感できたわ。俺も何で俺だけみたいな気持ちになったことあるから。ブルースだって多分そんな思い抱えてヒーロー活動してたと思うんだけど結局そんな怒りぶつけるだけじゃ世の中悪くなるだけだよみたいな話は突き刺さったよ自分には。人によるんだろうけどねここら辺どう感じるのかなんて -- 名無しさん (2022-05-04 04 02 45) 最初は櫻井バッツ?と思っていたが、なるほど今回のバットマンに合ってる。私チョロい -- 名無しさん (2022-05-07 17 35 55) ↑3 バットマンとの面会の時にブルースの事いてを彼って言ってた気がするし、気付いてない感じだったよね。バットマンも最初は「やっべ…」って感じでカメラとか気にしてたけど、途中から「あれこいつ気付いてない…?」ってなってリドラー煽り始めた感じだったし。あとリドラーって法廷会計士だからウェイン産業に来てた公認会計士とは別じゃない? -- 名無しさん (2022-05-07 18 28 20) まさかのゴスゲでバッツィーの吹き替えの人とリドラーの吹き替えの人が共演したのが衝撃受けたわ -- 名無しさん (2022-12-08 18 01 04) リドラーはバットマン=ブルースだとは気付いてない。ではないとバットマンに対して「ただ一人だけ死んでない」というのが矛盾する。「正体を知ってる」というのは自分と同志だと勝手に思い込んでた事からくるものだろう。 -- 名無しさん (2023-01-03 00 33 48) リドラーは石田彰じゃなくて粕谷にやって欲しかったわ -- 名無しさん (2024-02-10 21 53 41) これリドラーがメインヴィランと見せかけて、カーマインファルコーネ氏の物語だったな -- 名無しさん (2024-05-11 22 17 00) ファルコーネがリドラーに狙撃されて瀕死状態の最中、バットマンが必死に手当をしている所を死の間際に見てバットマンの正体に勘づいたような目を向けてるのが個人的に好きなシーンだった。 -- 名無しさん (2024-07-09 19 34 58) ↑なんやかんやでブルースの事、気に入ってるみたいだしな。ウェイン家への忠誠心はアルフレッドも認めてるし -- 名無しさん (2024-07-09 20 57 47) ↑×3 だから、どっちかに集中してほしかった。翼のあるネズミ問題からの寄り道が長くて、何をために何してたんだっけ?て思ってしまった。 -- 名無しさん (2024-07-11 15 40 49) ↑13 カットされたシーンでバッツがジョーカーにリドラーのプロファイリングを依頼しに行った時にジョーカーから「この犯人とお前は似てる。市長と署長が殺されたのも当然だと思ってるんだろwww?」って言ってたな… -- 名無しさん (2024-09-17 23 20 33) 幾らマフィアのボスでも一代で巨大都市を20年近く裏から支配するとかヴィランの仲間入りしないのが不思議なレベルやでファルコーネ -- 名無しさん (2024-09-17 23 46 05) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/35147.html
登録日:2016/09/15(木) 03 50 35 更新日:2024/02/04 Sun 11 42 12 所要時間:約 22 分で読めます ▽タグ一覧 CHILD OF DREAMS DCコミックス KCコミックス アメコミ ←逆輸入版 チャイルド オブ ドリームス ハロウィーン バットマン バンブーコミックス ファナティック フェイク マガジンZ マスカレード マックス・アラン・コリンズ 仮装 偽者 子供の夢 日本 竹書房 自己投影 麻宮騎亜 世の中には英雄(BATMAN)が足りない!! バットマン チャイルド オブ ドリームス 『バットマン チャイルド オブ ドリームス』は麻宮騎亜作・画による漫画。 『マガジンZ』で2000年2月号~9月号にわたり連載され、同年11月にKCコミックス(全2巻)、2005年に竹書房のバンブーコミックスから出版された(が、どちらも現在は廃刊)。 後に出たアメリカ版は英語訳をマックス・アラン・コリンズが担当した。 数多に存在するバットマンシリーズの正規作品では、史上初となる日本オリジナルのバットマン作品。 日本製バットマン自体は桑田二郎氏による『バットマン(バットマンガ)』が元祖であるが、これはバットマンが日本で活躍しているエルスワールドもの。 また本作以後には夏目義徳氏の『バットマン:デスマスク』が制作されている。 前半はゴッサム・シティに蔓延した謎の薬物とそれに絡む偽ヴィランとの戦い、後半はバットマンが日本に舞台を移して黒幕を探すというストーリーが描かれている。 【物語】 一年前から違法薬物『ファナティック』が蔓延するゴッサム・シティに、突然あのトゥー・フェイスが現れた。 これを難なくねじ伏せるバットマンであったが、トゥー・フェイスはアーカム・アサイラムに収監されているはず。 更に逮捕された偽者……「フェイク」のトゥー・フェイスは怪奇な死を遂げてしまう。 日本から取材にきた女性キャスターの優子と共に事件を追うバットマン。 その前にペンギン、リドラー、果てはジョーカーといったフェイクたちが次々現れては混乱を巻き起こし、やはり同じように息絶えていく。 そしてついに現れたフェイク・バットマンは「子供の夢を叶えるのは苦労する」と謎めいた言葉を言い遺す。 やがて、一連の薬物の出処を突き止めたバットマンはゴッサムを離れ、異国・日本へと発つが……。 【登場人物】 バットマン/ブルース・ウェイン 「光栄だな 君のような女性に覚えてもらっているなんて 君は?」 ゴッサム・シティを守護する闇の騎士。そして若き実業家。 幼いころ犯罪者によって両親を奪われ、それに対する復讐を誓い、蝙蝠の衣装を纏って戦うようになったクライムファイター。 バットマンとしてフェイク事件を追いかける中で、バットマンへの取材目的でゴッサムを訪れた優子を助け、更にその後たまたまゴロツキに襲われていた優子を助けたことでブルースとしても彼女と出会う。 表向きはプレイボーイということで、その才覚は優子に対して遺憾なく発揮。 ブルースとして交流を深め口説きにかかる一方、バットマンとしての正体は頑なに隠し通しているが、優子の過去を聞かされた時は「僕も同じような事を経験した」と感情を露わにした。 この会話シーンの中で出た「その時はまだバットマンはいなかった」という台詞は、皮肉なことにバットマンという存在の核心を突いている。 次々と出没するヴィラン達のフェイクと戦った末、全てのカギは日本にあると睨み、優子の帰国とほぼ同時期に来日。 彼にとって日本企業のセキュリティは(ゴッサムと比べて)ザルも同然らしいが、雑居ビルの外壁をロープでよじ登る姿はちょっとシュール。 ちなみに日本にも結構バットマンのファンがいる事については、まんざらでもない様子。 数々の装備を保有するのがバットマンの特徴だが、本作ではバッタランを差し置いて射出式グラップリングフックが大活躍する。 描写を見る限りわりと大型な上に使い捨てのようだが、連発してるところを見ると結構な数を持ち歩いているのだろうか。 また本作ではオリジナルの六輪式バットモービルも登場。 通常のガソリンエンジンの他、ステルスの電気駆動、そしてジェットタービンエンジンでの超加速が可能で、バットモービルが日本の高速を突っ走る姿はなかなかに貴重。 なお本作ではロビンはおらず、単独で事件解決にあたっている。 八木優子 「どうやったらバットマンに…彼に会う事ができるのかしら?」 日本からバットマン取材のために訪れた美人女性キャスター。本作のヒロイン。 叔父は日本の大企業『富岡製薬』の社長であり、これが由来で巷からは「お嬢様キャスター」とも呼ばれている模様。テレビ関東の所属。 過去に自身と両親がゴッサムでバットマンに助けられた体験から「今の自分があるのはバットマンのお陰」と考えており、彼をヒーローとして常に尊敬し、自室にはバットマンのポスターを飾っているほど。 そのためかバットマンの事になると熱意が強く、今回の『ゴッサム・リポート』もやる気十分。ゴードンも呆れるほどの行動力を発揮するが、その熱意をつけ込まれ敵の策略に利用されてしまう。 フェイク事件を受けて日本帰国後は仕事を外されてしまうが、来日したブルースから独占密着取材のオファーを受けて復帰、彼と共に行動するようになる。 ブルースの正体が他ならぬバットマン本人であることは知らないが、彼との交流を経て好意を抱いていく。 黒髪ロングの大和撫子的な容貌。序盤はまだ描き慣れていないせいか少し顔が濃いが、どんどん可愛くなっていく。 ブルースにバットマンとのアポを頼んで承諾してもらった時の子供のようなはしゃぎっぷりは、実にギャップ萌え。 さらに作中ではシャワーシーンも披露してくれる。スタイルも抜群。 アルフレッド 「旦那様 何か他に気になる事が?」 ブルースの執事。 出番は少ないが、今回もバットマンの活動を陰でサポートする。 羽田空港への自家用ジェット手配、バットモービルの密かな持ち込み、解毒薬の開発など、日本での活躍はだいたいアルフレッドのおかげ。 ジェームズ・ゴードン 「日本の女性はもう少しおしとやかと聞いていたが……」 ゴッサム市警の警部。本部長。 一年前から巷に蔓延するファナティックだけでなく、フェイク達の起こす事件にも頭を悩ませている。 危険な事件現場に乗り込むことも厭わない日本人取材クルーに対し、(ヒーローへのインタビューが目的なら)メトロポリスのスーパーマンを取材したらどうだと提案するも、あくまでバットマン取材が目的の彼らには頑として聞き入れられなかった。 この時さりげなく、日本の女性におしとやかなイメージを抱いていたことも判明するが、優子の活発ぶりには少々面食らった様子。 本作での出番はそこまで多くはないが、違法薬物の出処が日本であると掴んでバットマンに情報を提供する。 部下のハーベイ・ブロックも1コマだけ登場。 永井耕作 「事件現場に警察とマスコミとヤジ馬がいるのは東京もゴッサムも同じってわけさ」 日本から渡ったTVクルーのプロデューサーで、優子とは親しい同僚。テレビ関東所属。 一度はバットマンへの取材チャンスを逃すも、マスコミ根性で優子と共に粘り強くバットマンを追い続ける。 その一方で、他人には異常なまでに見られたくない何がしの荷物を抱えているようだが……。 富岡健児 「私は病める全ての人…国を救いたい それが私の使命だと思ってます」 大企業『富岡製薬』の社長で、優子の叔父にあたる。 作中時点で46歳のはずなのだが、外見はむしろ60代ぐらいに見えておかしくないほどの老け顔。 元は研究者であったが、28歳の時に会社の派閥争いに巻き込まれてリストラされ、友人と共に会社を立ち上げた。そのため経営者陣は「博士」のニックネームで呼ばれている。 富岡製薬は人間の遺伝子を解析して病気への特効薬を開発すると、公開治験を行って結果を発表することで次々に新薬の販売を成功させ、大企業にのし上がった。現在はテレビ関東の大手スポンサーを務めている。 優子との仲はとても良く「叔父様」と慕われている。折に触れて一緒に食事をとったり、優子が危険なゴッサムに赴く際にはお守りとして勾玉のペンダントをプレゼントしている。 また優子と同じくバットマンの大ファンであり、ウェイン産業と慈善基金の契約をする際も、20分程度で会談を切り上げ延々とバットマンの話を語り続けるほど。 日本にバットマンのようなヒーローがいない事を嘆いている。 【ヴィラン】 本作に登場するヴィラン達の大半は、日本製の違法薬物『フェイク・ファー』の効力で肉体的・精神的にオリジナルと変わらない存在と化したごく普通の人間である。 ただし、その実態は裏で糸を引く黒幕の体のいい操り人形に等しく、言動こそオリジナルに近いが、本質(根底の信念など)では全く及ばない。 最初の四人は派手なアクションを起こして人々の注目を集めること自体が、黒幕より与えられた目的。 トゥー・フェイス(フェイク) 「ウェルカム・トゥ・パラダイス!!」 かつて敏腕検事だったハービー・デントが、硫酸を浴びせられたことで発生した二面性のヴィラン。 センタービルで立てこもり事件を起こし、取材に訪れた日本人取材クルーたち(*1)を人質にとった。 事前にバットマン絡みの情報を調べ上げていた優子は、収監中の彼が脱獄したのかと一時は思ったようだが、同時に部下を使わず単独の犯行に及んだことを疑問視していた。 またコインを投じてその表裏で人を裁くことを絶対の流儀としているにもかかわらず、優子に対するコインが表=無罪であったことをバットマンに指摘された際は「それがどうした」と端からガン無視の姿勢で答えるなど、本来のトゥー・フェイスの信念とはかけ離れている。 その後、護送中にミイラ化するという謎の死を皮切りに、フェイク達の忌まわしいマスカレード(仮装パーティー)が幕を開けた。 ペンギン(フェイク) ペンギンに似た容貌の小男で、狡猾な犯罪を繰り返すヴィラン。 やはりこちらも単独犯であり、ゴッサム中の教会をターゲットに次々と爆破テロを引き起こした。 鳥を用いた愉快犯だった登場当初および映画『バットマン・リターンズ』で描かれたフリークスのヴィランとしてはともかく、原作コミックにおける現在のペンギンはゴッサムのヴィランでは珍しい、実業家を自称して利益を得る為の組織的かつ計画的犯罪を行うヴィランである。 そのため単独犯行はもちろん、何の利益にもならない教会爆破テロなど行うわけもなく、やはり本物のペンギンとは大きく異なっている。 台詞は無し。 リドラー(フェイク) なぞなぞをこよなく愛するヴィラン。 今回はなぞなぞも出さずにただ宝石強盗を働くという、従来のスタンダードなリドラー像を知る読者からすれば不可解な犯行を見せるが、これも「彼らが全てガワだけのフェイク」という暗喩であろう。 ペンギン共々、トゥー・フェイスのフェイク同様に変死を遂げた。 笑い声のみで台詞は無し。 ジョーカー 知らぬ者はいない、バットマンの宿敵。フェイクとオリジナルの両方が登場。 「たとえフェイクでもオリジナルでも ジョーカーはお前を苦しめるって事さ!!」 オリジナルはバットマンが収監中の彼へ面会に訪れる形で登場。 事件の謎について質問するバットマンに、親切にもアドバイスをくれる。 フェイク・ヴィラン達とその行動について「命をかけたマスカレード」と語り、バットマンには「自分になりたい奴が現れないってンでむくれてんじゃねーのか? あァ?」などとからかいつつも、最後は窓ガラスにベッタリと顔を押しつけ「お前を地獄にたたき落とすのはここにいるこの俺だ」と凄み、面会は終了する。 オリジナルとしてはここだけの出番なのだが、相変わらずブレない。 「ヒッヒッヒ お前は自分がオリジナルだと言えるのかね? バットマン!」 フェイクは最初に「ゴッサム市民への慈善事業」という名目で大量の違法ドラッグ・ファナティックの山を公園に築き上げ、中に仕込んだ爆弾を爆発させ街中に飛散させた。 その後、黒幕の使いから更に任務を与えられ、優子を人質にしてクルーザーへバットマンをおびき寄せる。 バットマンのスーツや体の一部を条件に交換しようとするが、バットマンに優子を奪還されて失敗。 ちょうど薬の効果が切れた副作用で生命活動が維持できなくなり、歯が抜け落ちるなど体を崩壊させ、フェイク・ヴィランではない、大衆の注目を浴びたかった一人の人間としての本心を吐露しながら死亡。 同時に船を爆破するが、バットマンに脱出されてしまう。 オリジナル・フェイクともどもバットマンに対する執着を見せるが、フェイクは何のひねりもなく(というよりトゥー・フェイスとネタ被りしている)人質にとった優子の顔に硫酸をかけようとするなど、犯罪界の道化王子としては明らかに犯行が見劣りしている。 逆に言えば最悪の犯罪計画を実行できる、悪魔のごとき頭脳を持つジョーカーの個性は誰にも真似できないという証明でもある。 フェイク・バットマン 「フフフ…案外 俺がバットマンだったのかもしれないぜ 子供の頃からな…」 とうとう現れてしまったバットマンのフェイク。 優子を救出したバットマンの前に現れ、上記の台詞のように自分こそが本物だったかもしれない、とうそぶきながら襲いかかる。 ただし、その実態は筋肉強化剤を自ら投与した普通の男性であり、衣装も仮装並みの安物。邂逅時のバットマンの反撃で片耳が折れているのが区別点。 成り立ち上、他のヴィランと違って厳密なフェイクではない。 それでもスーツに隠した爪やグレネードランチャーを駆使し、全開時の実力はバットマンと拮抗する強敵である。 しかし、あらかじめ強化剤を投与してバットマンを待ち伏せていた事を見抜かれ、バットマンに薬効が切れるまでの持久戦に持ち込まれて敗北。 最後の悪あがきにバットマンの顔を引っ掻いた後「子供の夢を叶えるのは苦労する」と言い残し、隠し持っていたドラッグを服用して自害した。 正体はTVクルーの永井。フェイク騒動を仕組んだ黒幕の回し者だった。 彼には多額の借金があり、別れた妻子へ高額の生命保険を残すことを条件に協力した。実はバットマンを倒すことが重要ではなく、例え敗北しようが一欠けらでも肉片を掠め取って、残った細胞を黒幕側に提供するのが真の役目。 そのため偽装救急車で搬送された段階ではまだ死亡しておらず、乗り込んでいた協力者によって殺害された後、右手を切断、持ち去られる。 このフェイクとの戦闘が結果的にバットマンを、ブルースを日本に来日させるきっかけを作ることになる。 フェイク・キャットウーマン 闇の騎士と敵対し、時に惹かれあう不殺の女怪盗。フェイク。 日本で事件の黒幕を探るバットマンの前に現れ、本物以上のパワーとスピードで彼を激しく攻め立てた。また耐久力も向上しているのか、トラックと衝突しても平然としている。 しかし何処か精神的に不安定なようで、明確な言葉を発さず、その戦い方は精彩に欠けている。 これまでのフェイク事件に加え、彼女の事を深く知るがゆえにバットマンは即座に中身がセリーナ本人ではないことを見抜いた。 狂乱するキャットウーマンを捕縛したバットマンは、これまでのフェイク同様に彼女が死んでしまうのを阻止すべく、フェイク・ファーの治療薬を求めて黒幕のもとへと決戦に挑む。 以下、本作の黒幕に関する記述のためネタバレに注意。 + "夢"の怪物 イーヴル・バットマン/富岡健児 「僕は本物が欲しくなってきた! そうさ本物のバットマンが欲しいんだよ もちろんコスチュームだけじゃない! 中身もね!!」 本作の全ての黒幕にして、バットマンシリーズでは希少なアジア系/日本人のオリジナルヴィラン。 富岡製薬の社長という姿は表向きに過ぎず、自身が開発・研究したフェイク・ファー完成のために数多くの人間を犠牲にし続けた。 フェイク・ジョーカー達もその一部であり、日陰者ゆえに大衆から注目されることを渇望した人間達の心につけ込み、開発途上のフェイク・ファーを与える代わりにゴッサム・シティを舞台とした壮大なコマーシャル(犯罪活動)を行わせることで、新薬の効力をスポンサー達に知らしめるのが狙いだった。 スポンサー達はフェイク・ファーを軍事利用し、優れた兵士を生み出す薬剤として販売する事を目的としていたようだが、しかし富岡の狙いはまったく違った。 子供の頃からひ弱であった富岡は、強いヒーローのバットマンを初めて見た時から強烈な憧れを抱いており、ファンであると同時に熱狂的なコレクターでもあった。 彼に関係のあるもの(歴代の衣装、バットモービル、新聞記事etc……)は財力と人脈を尽くしてかき集め、あるいはデータをもとに再現し、自社の研究所にバットミュージアムなる博物館(兼自宅)を建設するどころか地下にバットケイブを模した広大な空間のセットを作り上げるほど。 (なお偽バットケイブはあくまでもセットなので耐久性は低い) しかし、尊敬の念に留める優子と違って富岡の憧れはいつしか肥大化していき、ファンの度を越え始める。 やがて自分がバットマンになってオリジナルのように東京で活躍したい、更には憧れのバットマンをも超える存在になりたいという願望を持つようになった。 研究の中で人間のDNAの数がショウジョウバエの約2倍しか無いと判明し、人体のDNA構造の書き換えが不可能ではない……と現実味を帯びて来てからは、他のチームが癌や糖尿病の治療など真っ当な活用を考える一方で、バットマンになりたい己の夢を実現するためにフェイク・ファーの研究に没頭した。 歳の割に老けているのも、恐らくは開発の過程で自身をも実験台にした副作用の可能性が高い。 ヴィランとして特筆すべきは、バットマンを日本へ呼び込むべく仕掛けた用意周到な計画である。 まずゴッサムにファナティックを流通・蔓延させ、テレビ関東のスポンサーとして「ゴッサム・リポート」の制作を後援。優子をゴッサムに送り込み、フェイク事件に巻き込む事でバットマンに保護させ、彼女に渡したペンダント=発信機からバットケイブの情報を収集。バットマンとブルースが同一人物であることまで突き止める。ついでにケイブの構造も把握したので大喜びで再現した。 さらにバットマンが薬の出処に気づくよう仕向けると、表向きブルース・ウェインが来日する理由となった慈善基金の契約を持ちかけ、バットマンを来日させる事に成功。ついでに御本人とバットマンについて大いに語る。 あとは、己の手足とするため永井Pに借金を背負わせた消費者金融と、彼に生命保険をかけた保険会社が富岡のダミー企業であることを掴ませてバットマンが自分を疑うよう仕向ける。 ダメ押しに優子を利用してフェイク・キャットウーマンを送り込み、正体に気付かせることでバットマンの義憤を煽り、バットミュージアムへと招き寄せる。ついでにバットモービルを鹵獲して陳列した。 ……と、ほぼ全ての出来事が富岡の計算によって仕組まれており、クライマックスに至るまで完全にバットマンの行動を巧みに誘導し続けていた。 優子の行動力は叔父譲りであったことがうかがえる。 ただ、慈善基金の会談の別れ際には前述の願望を遠回しに打ち明けたり、後述の提案をぶっちゃけたりしており、本人を前に内心テンション上がっていたのだろうが口緩すぎである。 この時点でのブルースは富岡の異様な老け顔に違和感を抱いてはいたものの「熱量が凄い、少し変なバットマンファン」という印象に押されたせいか、まだ正体を掴むには至らなかったので幸い黒幕とはバレずに済んだ。 「そう! 僕はバットマンになりたいのだ! そして前にも言ったよね バットマンは二人もいらないと!!」 「君が死んだ後は僕が新しいバットマンになる! 安心して死んでくれ!!」 「わかったのさ 僕は君を追いかけて君に追いつくことが目的だったんじゃない」 「君を追い越す事こそ…バットマン以上のバットマンになる それがゴールだったんだ!!」 そんな富岡の問題点を挙げるとすれば、優子のような正しい意味でのリスペクト感情が存在しないことだろう。 何故なら彼にとって「バットマンは自身が踏み越えるべき目標」だから。 尊敬するがゆえ本物に引導を渡し、自分が本物を超えた本物になるという、ファンの風上にも置けない思想を抱いているのである。 別の分野で例えれば大好きなアイドルを殺して自分がそのアイドル以上の存在になり上がるわけだから、真っ当なファンからすると身勝手極まりない。 もっと言えば、富岡のバットマンに対する認識はハッキリ言って浅い。 彼のことを徹底的に調べ上げるほどの熱意があっても、おそらく成り立ち自体に踏み込んだ知識は無く「悪を成敗する格好いいヒーロー」としか思っていない節さえある。 もちろんバットマン本人にしてみれば、富岡のそれは致命的な勘違いでしかない。 「私は 私が生きてきた時間の流れの中に存在する それは私だけのものだ」 「私は自分でこの姿を選んだが… それは私の時間が作ってきた私だから(・・・・)この姿になることを選んだのだ!」 何故なら、バットマンは犯罪への復讐を誓ったブルース・ウェインの人生から作られた唯一の存在。 他者が成り代わることは決してできないし、同じ生い立ち、同じ生き様を真似ることもできない。 そう、富岡には同じクライムアレイの記憶は無い。所詮は「ファン」の域に留まり、オリジナルを形作るに至った唯一無二の人生までは模倣できない以上、どんなに頑張っても本物を超えることは無い……夢を叶えた大人にはなれない運命なのだ。 根源にある動機は「子供の夢」と呼ぶに相応しい無垢なものだが、その過程で血縁である筈の優子をも巻き込んだ倫理観皆無の手段の数々は到底褒められたものではない。 上記の致命的な勘違いに絡んで、決戦中に本人から「私は私自身でしかないし君は私になれない! だから私を超えることはできない!」と否定された時は聞き入れるどころか「殺してやる!! ブルース!!」と逆上するなど、無垢というかむしろ幼稚な精神性も垣間見える。 こうもたいへん利己的極まりない願望にもかかわらず、富岡は「人のための研究を選んだチームと自分達はどちらも「夢」を実現させるために仕事しているのであり、何ら変わらない(意訳)」とまで言い切った事から、熱意が行き過ぎて罪悪感すら欠如していることがうかがえる。 それでも曲りなりに抱く、バットマンへの執着心と熱意は確かなもの。 簡単に倒せる相手ではないため、フェイク・ファーが副作用無し・解毒剤要らずの完成品となるまでは大人しく機が熟すのを待ち、バットマンのスーツを模倣・改良した高性能スーツも用意している。 完璧な薬効とスーツの性能が合わさることで、彼は単なる「フェイク・バットマン」では収まらない。 イーヴル(悪魔)の名を冠するにふさわしい、もう一人のバットマン……「イーヴル・バットマン」が誕生するのである。 その実力たるやオリジナルに殆ど反撃を許すことなく圧倒しており、「次はスーパーマンのDNAでも採取しようか」とまでうそぶくほど。 事件の中で誕生したフェイクたちと違い、もはや只の真似事と呼べるものではなく、本物と偽物をテーマにした本作のラスボスにピッタリと言える。 「もしバットマンが二人いたら……面白くないですかね?」 一方で、もしバットマンになれたら本家と共に活躍したいという欲もあったのか、前述の会談後でこれまた遠回しに「二人でゴッサムと東京を守ろう(意訳)」と持ち掛けており、富岡なりの妥協点も見受けられる。 だが、当のブルースからの反応はイマイチといったところで「どうかね…僕はバットマンじゃないのでわかりかねるが」とにべもなく返された。 そもそもオリジナルを超えたい願望を秘めた彼の事である。万が一ブルースが賛同して手を組んだとて、結局は裏で抹殺する腹積もりでいた可能性もありうる。 故にブルースの返答を拒絶と受け取った富岡は狼狽するでもなく、「自分がバットマンを倒し、バットマンそのものに成り代わる」という狂気の夢へと改めて暴走を始め、後に雌雄を決することになる。 なおバットマンに自己投影する点は、犯罪心理学の教授でもあるヴィラン、ヒューゴ・ストレンジを思わせる。 二者の違いは単純にバットマンのファンであるか否かの違いに加え、ヒューゴは狂気から自分をバットマンと思い込むコスプレイヤーと化すのに対し、富岡は彼そのものになりたいと望んで狂気に走ったという点で異なる。 もっと分かりやすく例えるならヒューゴはトチ狂ったコスプレイヤー、富岡は公式を潰して自分が公式になろうとする超絶厄介オタク。特に後者は我々的に全く笑えない。 + "夢"の子供 八木優子 フェイク・キャットウーマンの正体。 富岡に誘われた食事で彼の罠にかけられ、知らずしてフェイク・ファーを投与された上で催眠をかけられていた。 そして叔父から家に届けられた猫とキャットウーマンのコスチュームが暗示となり、上記のフェイク・キャットウーマンへと変貌した。スタイルが一発でわかるぴっちりスーツは実にエロい。 このように血縁の優子さえも親族の立場で騙し、平気で計画の一部として利用し、バットマンへの刺客として差し向ける所に富岡の外道な本性がよく表れている。 一応、フェイク・ファーの副作用を完全に無くすまで投与を待っていた辺り、それなりに親族としての情と配慮はあったのかも知れないがやはり外道には変わらない。 しかしセリーナがバットマンを愛していたためか、優子のバットマンに対する強い思慕の念もあって、バットマンを窮地に陥らせる行動にはかなりの精神的負荷がかかった模様。 故に仕留めることは出来なかったものの、それも含めた全てが富岡の計算のうちであった。 「私… 何か夢を見てたみたい…」 「それがね変なの! 私がキャット・ウーマンになってバットマンと戦ってるのよ」 「変な夢でしょ? フフフ…」 最終的には一連の事件からバットマンによって救助、治療され、幸い完成版フェイク・ファーに死の副作用が無かったこともあり無事に生還。 自分がフェイク・キャットウーマンになっていた事は記憶になく「キャットウーマンになってバットマンと戦う夢を見た」と認識している。 事件解決後、日本から立ち去るブルースに対して再会の約束と共にキスを送った彼女が取った選択は、日本を離れてゴッサム市TV局のキャスターとなる道だった。 バットマンに憧れ、彼を追いかけ続けた少女は、その傍にあり続けることで、夢を叶えた大人になったのだ。 【余談】 バンブーコミックス版の麻宮氏へのインタビューによれば、元々はマガジンZのピンナップ企画で「バットマンが描きたい」とダメもとで要望を出した所、DC側のOKを頂いたばかりかコミックも描いていいという話にまで発展したとのこと。 このきっかけとなったピンナップ「FirstCrime」は、マガジンZ版コミックスに折り込みで収録されている。また、マガジンZ版コミックスに掲載されたイラスト集をもとに、公式で本作のフィギュアシリーズも制作された。 当初のストーリーはバットマンの生い立ちを説明する構想であったが、既に『バットマン イヤーワン』等の似たような作品があることから、DC側の要望で現在のストーリーに変更された。DC側は優子がかなり気に入ったらしい。 ただ本編中で映画『バットマン』を彷彿とさせるデビュー当初のバットマンの姿や、『イヤーワン』で印象的に描かれた巨大コウモリ、そしてウェイン夫妻の死のカットなども登場し、読み進める内にバットマン誕生経緯は自然と伝わってくるようになっている。 また日本人が描くという事でアジア系ヴィランのラーズ・アル・グールを登場させる案もあったようであるが、結果的にはフェイクたちを始めとするオリジナル・ヴィランとの対決となった。 ちなみに作中に(連載当時から現実で30年以上前の)ドラマ版モービルが登場しており、また「バットマンは20年近く前の当時売り出し中だった」と語られている事から、本作におけるブルースの年齢が気になるところである。 実際作中でもあまり若々しい描写はされておらず、仮に40歳近いとすれば、その体格の良さもあって『ダークナイトリターンズ』で引退する直前くらいの時系列という妄想も……。40代近いのに20代半ばの美人キャスター口説き落とせるブルースはさすがである。 なお本作のヴィランにとっては皮肉なことに、後にバットマンが『バットマン インコーポレイテッド』を立ち上げた際、東京のヒーローをスカウトして「東京で活躍するバットマン」を誕生させている。 彼は師匠であった往年の名ヒーローをヴィランに殺された若者で、そのコスチュームはバットマンの模倣ではなく師匠と彼自身のスーツを模した、まったく新しいものであった。(さらに言うなら桑田版バットマンと日本特撮ヒーローへのオマージュでもある) また、2011年にDCコミックス界で大規模な世界一新が行われたため、色々な意味で希少な属性持ちの本作ヴィラン(とその設定)や優子が今もDC世界で生きているのかは不明。 追記・修正は、自分自身で生み出した自分だけの姿になってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ふつうに面白かったよね、これ。 -- 名無しさん (2016-09-16 12 55 47) 本作のヴィランは、ゴルゴ13のエピソード『アム・シャラーの砲台』に出てくる超大陸弾道砲台の設計者と似ている。両者とも、ある対象へ純粋に憧れていたが、それと『自分自身』の境界が解からなくなってしまっていた。 -- 名無しさん (2016-09-17 12 58 01) フリークなヴィラン達をコピーして犯罪に用いられただったからアレだったけど、ヒーロー達の能力を人助けに使うとするなら警察とかに採用されてもおかしくない薬の気が。一連の事件でマイナスのイメージが付いてしまった上に開発者が死んだから難しい? -- 名無しさん (2016-09-17 14 19 25) ↑ヒーローの能力をコピーして平和利用するというとウルトラやライダーでもしばしば見られるね。ただその分暴走の危険性も大きいけど -- 名無しさん (2019-05-30 08 44 58) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/23757.html
登録日: 2011/01/13(木) 03 54 23 更新日:2024/07/14 Sun 22 10 20 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 2 DCキャラ項目 DCコミックス TWO Ⅱ アメコミ アーロン・エッカート コイントス スーパーヴィラン ダークナイト トゥーフェイス トミー・リー・ジョーンズ ニコラス・ダゴスト ハービー・デント ハーヴェイ・デント バットマン バットマン フォーエバー ビリー・ディー・ウィリアムズ ビル・フィンガー ボブ・ケイン 丸山壮史 二 二つの顔 二重人格 井上和彦 処刑人 制裁人 原田一夫 大塚明夫 小林清志 復讐者 木下浩之 森川智之 滝知史 理性と狂気 田中信夫 田中耕二 筈見純 菅生隆之 遊佐浩二 HE IS WRONG. THEY ALL ARE! No one understands the beauty of fate's hand. I am grateful to Falcone. He gave me a clarity; a purity that few will know. Everything boils down to a simple choice, this way or that way, GOOD OR BAD. トゥーフェイス 「トゥーフェイス(Two-Face)」はDCコミックスのキャラクターで1942年に初登場した「バットマン」のヴィラン。 初登場は『Detective Comics Vol.1』#66。 『2』に関連した(妄執した)犯罪を行う異常犯罪者でギャングのボス。 尚"Hervey"は"ハーヴェイ"と発音するのが正しい様だが、日本語訳の表記、発音では"ハービー"とされる事が常の為、本項目でも以下は"ハービー"で統一して記述して行く。 【概要】 【人物】 【主な活躍】【ゴールデンエイジ】 【シルバーエイジ】 【ポストクライシス】 【ポストフラッシュポイント】 【関連人物】 【主なメディアミックス】 【概要】 バットマンの代表的な宿敵の1人。 ゴールデンエイジの早くから登場したキャラクターだが、当初は出番が少なく本格的な登場は70年代に入ってからだった。 それ以降は最大の敵であるジョーカーやキャットウーマン共々その存在感を保ち続けている。 ギャングのボスとして恐怖を振りまく一方、コインや『2』にこだわるルールのせいで苦しむ二面性が見どころのキャラクター。 特にその風貌や性格からレギュラーシリーズではなく短編で数多くの名作を残している。 またアニメ版の影響からか近年では復讐者としての一面も強調して描かれる事も多い。 【人物】 本名…ハービー・デント(Hervey Dent) 元ゴッサムの地方検事で正義に情熱を燃やす姿勢とハンサムな容姿から『アポロ』と謳われていた。 頭脳のみならず、肉体的にも健全である事からバットマンの正体であると疑われた事もある。 尚、同じく正義の為に戦うバットマンやゴッサム市警のジェームズ・ゴードン本部長とは盟友であり、共にゴッサムを蝕む犯罪と戦う約束をしていた。 近年では、ブルースとは学生時代の同級生と云う設定が付けられている。 しかし、ある時にマフィアに硫酸を浴びせられ、顔の左半分が灼け爛れ、以来正義の使徒ハービー・デントと邪悪の権化トゥーフェイスの二つの人格を抱える事になってしまったのである。 以上の事からバットマンやゴードンは彼の犯罪に心を痛めている。 左半分が酸で灼け爛れた顔を持ち、着ているスーツも右半身と左半身で色が違う…と云う容姿をしている。 犯罪に手を染めるようになってからは地方検事としての腕を活かしてか犯罪者たちをまとめ上げるボスとして動くことが多い。 また犯罪を犯す際には『2』に関連することが多いためバットマンや彼の仲間には早めに気づかれがち。 悪か正義か…その決定は1922年鋳造の片面が傷ついた1ドルコインで行う。 傷の無い表が出た場合は、巻き込んでしまった一般人を助けるなど決して悪を行わないが、傷の付いた裏が出た場合には速やかに相手を殺す等、悪をためらう事は無い。 登場作品にもよるが、彼の行動は善悪に限らずほぼ全てがコインによって決められており、右か左か、殺すか否か、終いにはトイレに行くかどうかすらコインを使って決断している。裏を返せばコインが無ければ何も出来なくなるということを意味していて、それ故に苦悩することも多い。 また、性格の一つである「二面性」の描写もかなり特徴的。彼の拠点や所有物、身の回りにあるありとあらゆるモノが彼の二面性を表すかのように片面が醜く焼け潰れており、銃も半分しか弾を装填しない、モノを奪うのも半分だけなどなど、とにかく「2」に異常なほど固執していることで知られている。 …そのコインの決定は絶対(表が出た場合は如何に不利でも悪行は為さない)なのだが、傑作コミック『バットマン ダークナイト・リターンズ』では、 顔面の形成に成功したにもかかわらず、逆に完全な暗黒面に捉われコインの両面を傷つけて使用する等、作品によっては異なった描写もある。 コインの由来は初登場時には自分を変えたギャングのものだったが、『ポストクライシス』からは愛憎入り交じる存在である父親の形見となった。 父親はハービーに対し虐待を繰り返していた。虐待をするか否かはコインの裏表で決めていたのだが、コインは両面同じだったため意味のないものだった。 この虐待がトゥーフェイスの悪心の根源にあるともされ、その意味ではトゥーフェイスが容易く暗黒面に堕ちたのにもそうなるだけの理由があり、 正義の地方検事ハービー・デントの内に秘めた危うさが顔面を傷つけられた結果「具現化」しただけなのだとも言える。 【主な活躍】 【ゴールデンエイジ】 1942年の『Detective Comics Vol.1』#66で初登場。この時代にはハービー・ケント(Harvey Kent)という名前だった。 サル・マローニを裁く法廷中に硫酸を浴びせられトゥーフェイスに変貌した。 何度か犯罪に手を染めたものの婚約者ギルダの協力で正気を取り戻し顔の治療にも成功した。 トゥーフェイスからハービーに戻った彼はギルダと結婚し幸せな人生を歩んだ。 その後、ハービーの関係者がトゥーフェイスを名乗り活動するも短期間で終わっている。 シルバーエイジではこの時代のハービーはマルチバースの1つ『Earth-Two』の人物として登場。 しかし犯罪者に戻ることは無かった。 【シルバーエイジ】 1954年の『Batman Vol.1』#81で再びトゥーフェイスとなるも、そのグロテスクな姿が災いしてか17年間活躍が描かれなかった。 その後1971年の『Batman Vol.1』#234で本格的に再登場しバットマンの宿敵としての地位を確立していく。 【ポストクライシス】 バットマンのオリジンを描いた『バットマン イヤーワン』で検事ハービー・デントとして早くも登場。 以降トゥーフェイスとして犯罪を重ねる一方、『バットマン ロング・ハロウィーン』などでオリジンや人間性が掘り下げられていく。 またバットマンのサイドキックである歴代ロビンと因縁が出来上がった。 『ノーマンズ・ランド』ではゴッサム市警の女刑事レニー・モントーヤと関わり奇妙な関係性を築いていく。 『バットマン ハッシュ』ではバットマンへの復讐を目論む謎の男ハッシュの整形手術を受けた結果、正気を取り戻すことに成功する。 その後『インフィニット・クライシス』の影響でゴッサムを離れることとなったバットマンから留守を任されることとなった。 彼の手ほどきで格闘術を身に着けたハービーは、『イヤーワン』でのブルースを思わせる姿でゴッサムを1年間守り切ることに成功する。 しかしバットマンが帰還した直後に起きた殺人事件によって悪の意識が目覚めた彼は、悪の自分との対話の末に自ら酸を被りトゥーフェイスへと変貌し再び悪の道を歩み始めた。 【ポストフラッシュポイント】 『DCユニバース』全体の歴史が変更されたが他のバットマン・ヴィラン同様に大きな変化はない。 度々バットマンの事件に姿を見せていたが『Batman and Robin The Big Burn』で新たなオリジンが描かれた。 この事件の末に自ら命を絶ったと思われたが、『オールスター・バットマン ワースト・エネミー』に登場しバットマンと逃避行を繰り広げた。 この逃避行から赤いスーツを着るようになった。 【関連人物】 ギルダ ハービーの愛する人物で永遠に忘れられない存在。 ゴールデンエイジには結ばれ幸せな結末となったが、シルバーエイジ以降は愛憎入り混じった複雑な関係となった。 『ポストフラッシュポイント』ではハービーを変えたエレン・マッキレンの手で殺されている。 バットマン(ブルース・ウェイン) ゴッサムを守る闇の騎士。犯罪者として幾度も戦って来た宿敵であるが、前述の様に正体のブルース・ウェインとしては市の名士として、何よりも学生時代の友人同士でもあった。 そのため彼の更生を願い失敗しても何度も手を差し伸べ続ける。 尚、ブルースが巨大な蝙蝠との出会いに自らの運命を悟った事とハービーが顔を灼かれた事で犯罪者に変貌した事が共通の対比として扱われる場合もある。 ジェームズ(ジム)・ゴードン ゴッサム市警本部長。 腐敗を正し悪と戦う信念の男。 ハービーとはゴッサムにやって来た頃からの盟友で、共通する信念を持つ両者はすぐに通じ合った様である。 …それ故に、トゥーフェイスの行動には複雑な物がある様だ。 ロビン バットマンのサイドキック。 『ポストクライシス』では歴代のロビンたちと因縁を持った。 ディック・グレイソンとティム・ドレイクとは彼らの最初の大物ヴィランとなり、特にディックは彼の存在がトラウマになった時期があった。 ジェイソン・トッドとは部下だった彼の父親を殺害している。 レニー・モントーヤ ゴッサム市警の女刑事。 『ノーマンズ・ランド』で知り合いギルダ以来、本気で愛情を向けていたが彼女がレズビアンだと発覚し、その関係は終わりを迎えた。 ジョーカー 犯罪の道化王子とも呼ばれるバットマンのライバル。敵対と協力を繰り返す関係。 本気で犯罪に取り組むトゥーフェイスが優位に立つときもあれば、ふざけた態度のジョーカーに一本取られることもある。 デアデビル(マット・マードック) MARVELののスーパーヒーローの一人で、MARVELの版『バットマン』とも呼ばれる「恐れを知らぬ男」。 『バットマン』と『デアデビル』のクロスオーバー作品で共演。 弁護士であるデアデビルとは、知人であったと云う設定になっている。 デアデビルとは「向こう見ず」の意。 【主なメディアミックス】 映画『バットマン』 演…ビリー・ディー・ウィリアムズ 吹…筈見純(ソフト版)/原田一夫(TBS版)/田中信夫(テレビ朝日版)/田中耕二(テレビ朝日版追加録音) 1989年に公開されシリーズ化もされたティム・バートン監督作品。 この時はあくまで「ハービー・デント」としての登場でヴィランではなく序盤で顔見世的に登場。新任の地方検事であり、ギャングの撲滅を宣言する。 尚、演じたビリー・ディー・ウィリアムズが黒人なことをツッコマれたが、もしフェイス化が実現したならば、バートンは自身の美学に従い黒白のトゥーフェイスにするつもりだったという。 アニメ『バットマン(1992)』 声…リチャード・モール 吹…大塚明夫 ポール・ディニやブルース・ティムが手掛けたアニメ作品。 トゥーフェイスとしての登場のほか、ブルースの友人としていくつかのエピソードで登場。 またオリジンを2話かけて丁寧に描かれた。 なお、劇中特に言われてはいないが、上記のバートン版『バットマン』のハービー・デントに準じて黒人設定になっているらしく、 傷のない方の顔を見ると他のキャラと比べ、やや色黒で唇が厚めになっている。 映画『バットマン フォーエバー』 演…トミー・リー・ジョーンズ 吹…菅生隆之(ソフト版)/小林清志(テレビ朝日版) 1989年の『バットマン』から始まったシリーズの第3作。 コミック同様、裁判中に顔を酸で焼かれた地方検事(酸をかけられたのは冒頭の回想シーンで語られる)。リドラーと手を組んでバットマンに挑む。 イメージカラーは白黒ではなく赤と黒になっており、部下たちに左右がこの色の覆面をさせていた。 外見の再現度は高めだが、テンションが高くコイン投げを何度も行う点が不評。 映画『ダークナイト』 演…アーロン・エッカート 吹…木下浩之(ソフト版)/井上和彦(テレビ朝日版) 2005年の『バットマン ビギンズ』から始まったシリーズの第2作。 正義を求める地方検事でバットマンとゴードンと協力してギャングやジョーカーに挑んでいた。 しかしジョーカーの謀略によって悪の道へ堕ち、トゥーフェイスへと変貌した。 コインの決定に絶対の運命を掛ける厳格な復讐者として描かれており、続編の『ダークナイト ライジング』ではデントの直接の登場は無いが、ベインがこの件を公表するシーンが存在する。 またハービーを「光の騎士(White Knight)」と呼ぶ等、バットマンと対比させられ、堕ちた後の対比をより強く印象づけていた。 本作で吹き替えを担当した木下浩之は『バットマン ブレイブ ボールド』でもトゥーフェイスを演じている。 ゲーム『バットマン アーカムシリーズ』 声…トロイ・ベイカー 吹…滝知史(ナイト) 2009年の『バットマン アーカム・アサイラム』から始まったゲームシリーズ。 『シティ』、『ナイト』に登場する。 『シティ』ではバットマンで戦えるのは最初のチュートリアルだけで、本格的な戦いはキャットウーマンのDLCで行う。 『ナイト』ではサイドミッションに登場し市民の消えたゴッサムで銀行強盗を繰り返している。 ドラマ『GOTHAM/ゴッサム』 演…ニコラス・ダゴスト 吹…遊佐浩二 バットマン登場前夜のゴッサムを描いたドラマ作品。 ゴードンとともにウェイン夫妻の事件を捜査する地方検事代理としてゲスト出演する。 ゴードンと同年代で優秀な人物だが、怒ると感情をあらわにする二面性を持つ。 映画『ニンジャバットマン』 声…森川智之 中世の日本を舞台としたアニメ作品。近江の国を支配するヴィラン大名として登場。 明智光秀がモデル。 追記、修正出来るか出来ないかを決めるのは…コイン次第だ… お前は…しなくて良い… だが、その男は違う △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ノーラン版バットマンのデントは最後まで報われない人だと思った -- 名無しさん (2014-03-05 18 16 46) ↑わざわざ自ら餌になりに志願した奴が今更何をいうwってかんじ -- 名無しさん (2014-05-03 06 15 07) 89年のハービーは、そのままバートンシリーズが継続してたら「黒と白」のトゥーフェイスになったとか -- 名無しさん (2014-09-06 05 23 40) ダークナイトのトゥーフェイスは初見でマジで飛び上がったわ。怖すぎだろあの特殊メイク........ -- 名無しさん (2014-09-06 06 42 21) ここぞという場面でコイントスに裏切られる印象が強い。ツキに見放されてる感すらある人。 -- 名無しさん (2014-09-06 07 06 35) ↑×2 皮膚移植が必要なほど左半分が焦げてるのにあえて放置してるのも怖い -- 名無しさん (2015-01-10 10 03 32) ダークナイト・ライジングに登場したデント法が気になる -- 名無しさん (2015-01-10 11 08 13) ぶっちゃけアニメの大塚明夫のイメージがある -- 名無しさん (2015-04-06 23 34 38) ↑×2 巷で言われてるのは共謀罪とかを立件しやすくしたとか、仮釈放無しとかえげつないことが言われてるな。男女共同でブチ込むイカレ具合だから、内乱罪やハードル下げた凶器集合準備を乱発してるようなもんじゃない? -- 名無しさん (2015-09-25 03 29 00) ジョーカーと並ぶバットマンのライバルヴィランだと思う。キャラクター設定が実に魅力的だ -- 名無しさん (2016-02-16 21 55 33) フォーエヴァーだとぶっちゃけ唯の劣化ジョーカーなんだよなあ。コインで表が出ても結局悪事するし、裏が出る(=ブルースを撃つ)まで何度もコイントスするし -- 名無しさん (2016-04-04 00 31 59) いつもは割とノリノリで犯罪者やってて、時々思い出したかのように二重人格に焦点があう気がする -- 名無しさん (2016-04-04 08 49 30) ドラマgothamでは元から二重人格気味だったけど基本的には怒りに囚われた時ちょっと凶暴化して、基本的にはやり口はかなりグレーだがゴッサムではまともな人って感じだった。 -- 名無しさん (2016-09-30 00 04 04) ↑今のとこトゥーフェイス影薄いんだよなー・・・マローニは死んでしまったし、今後の彼自身の物語が地味に気になる -- 名無しさん (2016-10-10 13 44 15) ↑デントがトゥーフェイス化するのは事故が原因じゃなくてデント自身が抱えるものが現出したにすぎない感じだしなぁ。ダークナイトでも半ば事故で顔を焼いてたし。 -- 名無しさん (2016-12-03 11 26 45) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kusataro/pages/463.html
バットマン アーカム・ナイト 2017/05/04 久々のバットマンシリーズをプレイ! なんかボタン操作が多いのにチュートリアルが少なくて 序盤からけっこう苦戦しているんですけど... スケアクロウの居場所を特定したところまで。
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/2448.html
*1 "Lets put a smile on that face." (口が裂けるほど笑わしてやる) + 日本語吹替声優 滝口順平 『怪鳥人間バットマン』(フジテレビ版16話まで) 大木民夫 『怪鳥人間バットマン』(フジテレビ版) 北村弘一 『オリジナル・ムービー』(ソフト版) 肝付兼太 『オリジナル・ムービー』(TBS旧版) 池田勝 『オリジナル・ムービー』(TBS新版)、『電光石火バットマン』(日本テレビ版) パッパラー河合 『電光石火バットマン』(テレビ東京版) 青野武 『DCアニメイテッド・ユニバース』 デーモン小暮(現・デーモン閣下) 『バットマン(1989年映画版)』(ソフト版) 大平透 『バットマン(1989年映画版)』(TBS版) 内海賢二 『バットマン(1989年映画版)』(テレビ朝日版) 玄田哲章 『バットマン(1989年映画版)』(吹替補完版) 龍田直樹 『ザ・バットマン』 藤原啓治 『ダークナイト』(ソフト版)、『ブレイブ ボールド』、PS4/Xbox One/PC『アーカム・ナイト』 大塚芳忠 『ダークナイト』(テレビ朝日版) 野津山幸宏 『ティーン・タイタンズGO!』 宝亀克寿 『インジャスティス 神々の激突』 野村勝人 『GOTHAM/ゴッサム』 子安武人 『レゴバットマン ザ・ムービー』『DCエクステンデッド・ユニバース』 高木渉 『ニンジャバットマン』 平田広明 『ジョーカー』 安田顕 『DCスーパーヒーローズVS鷹の爪団』 内山昂輝 『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(アーカム囚人名義) 奈良徹 『バットウィール』 梅原裕一郎 『異世界スーサイド・スクワッド』 原語版のアニメでは『DCAU』を皮切りにマーク・ハミル氏が数多く演じている。 アメリカのDCコミックの『バットマン』シリーズに登場するヴィラン(悪役)。 初出は1940年。『バットマン』の連載開始の1年後で、雑誌『Batman』*2の第1号第2話から。 同作品に登場する人物の中でも、バットマンの最大の宿敵として挙げる人も多い。 当初は一発キャラの予定だったらしいが、キャラがあまりにも濃すぎたためにレギュラーになった。 作者曰く、モチーフは『ああ無情』でおなじみのヴィクトール・ユーゴーの『笑う男』らしい。 バットマンの宿敵どころか、カリスマ的人気を誇るアメコミ界最大の大物悪役にしてアメコミ史上最も危険な男。 原作コミック、アニメ 身長195.6cm。体重87.1kg。 来歴は作品ごとにバラバラであるため、大枠で一致している箇所を中心に書く事にする。 本名やジョーカーに到るまでの来歴は一切不明。 本人すらその時々で言う事が違う上に狂っているため、彼自身覚えてなさそうである。 分かっている……というより多くの作者間で共有されているオリジンとしては、元々は「レッド・フード」と呼ばれる怪人だった事くらい。 この話は初出が『Detective Comics』の168号(1951年2月号)で追いはぎされたジョーカー本人の口から語られる歴史あるエピソードで、 「レッド・フード」と言うのはゴッサムシティの色んな犯罪者達が(自分の犯行だと隠す為に)好んで成りすましていた赤い頭巾の架空の人間。 (上述の初出話でもレッド・フードを逮捕したら、他人の衣装を盗んできた男で過去の事件と無関係と分かり、元の持ち主の所に行ったらジョーカーというオチ)。 ある事件でバットマンによって工場の廃液へと叩き落とされた「その時レッド・フードを名乗っていた男」が後のジョーカーになったとされる。 ただし媒体によっては別のオリジンが用意されている事もあり、因果関係が逆転し「ジョーカーがバットマンを生んだ」という展開になっている場合も。 各作品における詳細は後述。 薬品で漂白された顔と、同じく薬品で緑色に染まった髪の毛、引きつって笑っているように見える口元と真っ赤な唇がトレードマーク。 服装は一定でないが紫色のスーツを着ている事が多い。 裏社会ではその名前を知られた犯罪者であり、非常に優秀な頭脳を以て犯罪を実行したり黒幕になったりする。 そのため、「犯罪界の道化王子」などの異名を持つ。 ヴィランとしての能力は、実の所そう大したものではない。 「工場の廃液に浸かった」というオリジンにしても、それでパワーアップしたような描写は一切なく、肌色と表情の変化だけらしい。 毒薬、酸、笑気ガスなどを噴射するコサージュ、高圧電流を流すスイッチ、旗が飛び出して相手を貫くピストルなど、 パーティーグッズのような武器を使いこなす。 また、上記のように優秀な頭脳を持っており、極めて周到な犯罪計画を以てバットマンや社会に挑戦してくる。 要するに、バットマン同様、超能力の類は一切使えない「人間」なのである。 ただし、バットマンが格闘技の修行と日々のトレーニングを積んでいるのに対し、ジョーカーは取っ組み合いは専門外。 そのためバットマンと肉弾戦になると大抵は一方的にやられる。 だが真に恐れるべきは、彼の持つ狂気である。 平凡や秩序、既存の芸術をことごとく嫌い、犯罪を以て世界を混沌に叩き落とそうとしている。 秩序を嫌うという点では『スパイダーマン』シリーズのカーネイジと似ているが、 あちらが暴力的で本能的なのに対し、こちらは頭が回る上に劇場型犯罪者の傾向があるからなおさら始末に負えない。 実際、彼の犯罪計画は恐ろしく緻密で穴がないものの、全く意味のないものも多い。 そのため、何を考えているか、何をするつもりなのかを読むのが非常に難しいのである。 バットマンに対して挑戦してくるのも、「バットマンが苛立つのが楽しいから」という以上のものはない。 それ故バットマンを殺そうとするカーネイジに対し「だったらお前ごとゴッサムを壊滅させてやる!」と言い放ち、 あまりの狂気にカーネイジでさえ怯み、パニックに陥らせてしまった。 ただ、『バットマン・ザ・フューチャー』の主人公テリー・マクギニスの、 「アンタは単にブルースを笑わせたかったんじゃないのか」という突っ込みに際して、 珍しく声を荒げて「やめろ!」と叫んでいる辺り図星を突かれたのかもしれないのが分かる。 最早彼の存在自体がバットマンに依存しているように見え、本人もそれを意識して無視してるのか、 或は無意識でも理解しているのかもしれない。 実写映画「ダークナイト」でもジョーカーは当初はバットマンの正体を暴こうとするも、 最終的には「バットマンがいないと自分はただのチンピラに逆戻り、そんなのは面白くない」と考えるようになる。 このあたりはアンパンマンとばいきんまんの関係に近いと考えれば分かりやすいかもしれない。 殺人も彼にとってはただのジョークに過ぎず、 女子供、ヒーロー、ヴィラン、自分の手下ですら思い立ったら躊躇なく殺す。 目的のためなら自分の命すら平気で投げ出そうとする。 そのために、何の意味も無く二代目ロビンであるジェイソン・トッドを母親ごと爆殺したり、 ゴードン警部を刑務所へ拉致し、彼の目の前で娘である初代バットガール=バーバラ・ゴードンを暴行。 結果的に命こそ助かったもののバーバラは半身不随となり、引退せざるを得なくなった。 他の作品に登場した時でも彼の凶行は留まる所を知らず、とあるIFの話では、 スーパーマンの恋人であったロイス・レーンを殺害するというとんでもない事までしている。 さらに、この時は地球を逆回転させる技も登場せず、死んだっきりである。 面白いと思えば凶悪犯罪だろうと、ジョークみたいな犯罪だろうと関係なく手を染め、 つまらないと思えば、バットマンを殺すチャンスも、大金を手に入れるチャンスも放り捨てる。 次の行動が全く読めない、恐るべきワイルドカード……それがジョーカーなのである。 「お前の気持ちは分かったが、期待外れのクリスマスプレゼントを貰ったみたいでガッカリだよ。 正義の味方を気取ってたみたいだが、ヒーローごっこしてパパ、ママって叫ぶガキじゃないか。 痛々しくて笑えないね。……い~~や、構わないか。 笑ってやれ!」 HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!! + そのオリジン アラン・ムーアの手がけた『キリングジョーク』にて、それが描写されている。 売れないコメディアンだったジャックは、愛する妻の為、化学薬品工場への強盗に加わる事を決意する。 チャンスさえ──大金さえ掴めれば、薄汚れたゴッサムを抜け出し、妻と幸福な日々を送れると信じていたからだ。 しかし決行直前、不慮の事故によって妻は死亡。 もはや理由さえ無くしたのに、仲間によって強引に犯行へと参加させられてしまう。 ところが警備の配置換えがあった為、強盗は失敗。 仲間達は警官によって射殺され、ジャックの前には蝙蝠の姿をした怪人が立ちはだかる。 恐慌状態に陥ったジャックは、河に飛び込む事で辛うじて難を逃れたのだが……。 工場の汚染廃液によって、彼の髪は緑に染まり、皮膚は白くなり、顔には引きつったような笑みしか浮かばず──。 世界の全てが悪趣味なジョークであるという事実に打ちのめされたジャックは、ジョーカーとなったのである。 ──もっとも、ジョーカーの記憶は既に混濁してしまっている。 どんな過去が彼を狂気に至らしめたのかは、もはや誰にも分からない。 このオリジンにした所で、ジョーカーの妄想であるという可能性が高いのだから。 しかし、『キリング・ジョーク』で描かれたジョーカー誕生秘話は紛れもなく悲劇だった。 そして本作は、正気を保ち続けるバットマンを羨むなど、狂っているが故に悲しみを背負ったジョーカー像が描かれている。 「できることなら過去にお好きな記憶をトッピングといきたいね!」 また、別のオリジンを描いた『バットマン:ラバーズ&マッドメン』では、 天才的な射撃の腕と犯罪遂行能力を持った「ジャック」という男がジョーカーの正体であるとされた。 ジャックは犯罪を完璧に行う一ギャングであったが、あまりにも自分の仕事が完成されすぎていて 「面白みが無い」事に不満を抱いていた。そんな中、「仮装して玩具を投げつけて犯罪と戦う馬鹿げた男」バットマンと出会い、 自分がやりたかった事はこれだったのだと思い立ち、まるでジョークのような犯罪をいくつも行うようになった。 しかしその中でバットマンのバッタランで口元を切り裂かれ、さらにはジャックを疎み始めた仲間のギャング達から制裁を受け、 ついには化学薬品の大量に入ったタンクの中に叩き込まれジョーカーとなった、とされている。 短篇集『ブラック&ホワイト』においてジム・リーが手がけた作品では、 神出鬼没にして狡猾な天才的ギャングスター、ジャックこそがその正体であるとされた。 法律の手をかいくぐり、決して捕まらない事を自慢に思っていた彼は、 やがてスリルを求めて覆面を被り「レッドフード」という強盗としても活動を開始。 しかしバットマンによって薬品タンクにたたき落とされ、その素顔が変貌。 復讐を誓った彼は、バットマンの「恐怖」に対し、「狂気」で以て戦いを開始する。 つまりジョーカーの行動は全て冷徹な計算に基づくものであり、彼は決して狂ってなどいないのだ。 作中この論文はある医学会で発表され、素晴らしい説得力でありこれが真実かもしれないと聴者達から高評価を贈られている。 もっとも、その直後「誰がこの論文を書いたのか」と著者名を調べると、その著者である精神科医の名とは……。 そしてバットマンの最終回である『ザ・ラストエピソード』で提示された衝撃的なオリジンは、 あろう事かブルース・ウェインの執事アルフレッドであるというものだった。 犯罪者に両親を殺されたトラウマから、コウモリの衣装をまとって犯罪と戦うも一向に成果を上げられないブルース。 彼の心が折れそうになるのを見かねたアルフレッドは、ブルースの前に好敵手として立ちはだかる事で、 「バットマン」という演劇を成功させようとしたのだが……。 いずれの話においてもどれが正しいか、正史であるかという事はなくどれもジョーカーのオリジンであり、またそうでないとされている。 何故ならばジョーカーは混沌こそがその本質であるのだから。 メタな事を言うと、狂ってるからギャグもシリアスもハートフルも何でも脈絡なくこなせる、便利なキャラなのだ。 + ダークナイト・リターンズでは…… バットマンの引退から10年後を描いた『DKR』では、宿敵の引退によって最大の遊び相手を失い、生き甲斐を無くし、 アーカム・アサイラム(バットマンに倒された多くのヴィランが送られる精神病院)で廃人同然となっている姿が描かれた。 しかしバットマン復帰の報を聞き、「ダーリン」と呟いて正気/狂気を取り戻し脱獄。 ソ連との開戦やバットマンの復活で混乱するゴッサムシティで部下を率いて虐殺やテロを繰り広げ、バットマンを挑発する。 その後現れたバットマンと戦い、はっきり「殺すつもりで」戦う彼の姿勢に驚くと同時に狂喜し、死闘を繰り広げるも、敗北。 だが、バットマンがジョーカーを殺す直前で結局思い止まったのを見て、嘲笑いながら手も使わずに首の力だけで自分の首を折って死亡した。 その結果、バットマンは(元々殺すつもりだったとはいえ)ジョーカー殺害の容疑で指名手配される事に…。 最後の最後までバットマンへの嫌がらせを忘れなかったジョーカーに対して、バットマンは警察から逃れる為の貴重な時間を使って、 「別れの挨拶」と称してジョーカーの顔に唾を吐きかけるのだった (挙句、時間稼ぎの為の囮として発火装置をつけて燃やしてしまう。例え殺人でなくとも立派な死体遺棄・死体損壊である)。 時系列的にバットマンの最後期となる作品だが、それ以降を描いた『DKR2』でも復活は確認されておらず、 パラレル展開などを除くと(もっとも『DKR』自体がパラレルでもあるのだが)これがジョーカーの完全な最期という事になる。 + あるパラレル世界では…… インジャスティス・シンジケートを率いる史上最悪のヴィラン・オウルマンに対し、 他のヒーローが全員捕らわれてしまって尚、最後のヒーローレッド・フードとして戦い続けている。 ……というのも、このパラレルワールドはヒーローとヴィランが逆転した世界であり、 スーパーマンやバットマンが悪に染まっている一方、レックス・ルーサーやジョーカーに当たる人物がヒーローとなっているのだ。 前述のインジャスティス・シンジケートというのも、ジャスティスリーグの反転版のヴィラン連合的存在。 しかし能力などについては特に変わっていないので、ジョーカー/レッド・フードは生身の人間のまま。 そんな彼が超人的意思のみを武器に絶対者達に立ち向かう姿は、某人物を思わせる。 主に用いる武器はスペード型の手裏剣。あちらがジョーカーなら、此方はエースと言った所か。 なお、これはアニメシリーズ『バットマン:ブレイブ&ボールド』での設定であり、 コミック本編のパラレルワールドにおいては、ジョークスターを名乗ってヒーロー活動を継続中。 此方では女性化されているトゥーフェイスに当たるスリーフェイスとロマンスを育んだり、なんやかんやで賑やかにやっているようだ。 日本でも2021年よりまさかの育児マンガ『ワンオペJOKER』(原作・宮川サトシ 作画・後藤 慶介)が『モーニング』にて連載開始。 本作はDCコミックス公認である。 いつものようにバットマンと戦いを繰り広げていた所、ちょっとしたトラブルでバットマンを特殊な溶液に突き落としてしまい、 なんとバットマンは赤ん坊になってしまう。 あまりの想定外の事態にジョーカーは困惑するが、直後に開き直って彼を元のバットマンに戻すために、 ハーレクインや腹心のジョニーフロストと協力して育てることを決意する。 + 二代目ジョーカー? 上述のアニメ作品『バットマン・ザ・フューチャー(原題 Batman Beyond)』の本編では度々彼に憧れ「ジョーカーズ」を名乗る不良が登場するが、 ヴィランの組織というよりジョーカーかぶれの総称であり、どのグループも本物には遠く及ばない。 コミック本編だと1976年に「ジョーカーの娘(Joker's Daughter)」なるジョーカーを女にしたようなキャラが登場したことがあったが、 実際は勝手に名乗っていただけであり、さらに彼女はペンギンなど他の著名ヴィランの娘とも称して周囲と読者を振り回した末、 結局は「トゥーフェイスの娘デュエラ・デントだった」というオチがついた (なお、デュエラはその後何度もイメチェンして恰好が大きく変わったり、パラレルワールドの別人が登場するなど設定が安定しておらず、 中には「本当に異世界のジョーカーの娘であるデュエラ」も存在している)。 長編『蘇ったジョーカー』では本人が登場。回想で三代目ロビン、ティム・ドレイクを拉致し、 記憶からバットマンの情報を得ると共に自らの息子として洗脳するも、駆け付けたバットマン(ブルース)との交戦の末、ティムに殺害される。 その後ブルース・ウェインが80歳となった本編の時代に死亡当時の若さで現れる。非現実的ながらもブルースは模倣犯などではなく本物のジョーカーと断言。 それもそのはずで、このジョーカーは拉致されたティムに埋め込まれたDNAチップによる人格クローンとも言える存在だった。 ジョーカーの頭脳と狂気、元ロビンとしての格闘技術を併せ持つ強敵だったが、 上記の通りテリーに煽られて冷静さを失った後、電気ショックでチップを破壊されてジョーカーの人格は消失した。 犯罪を行う際には手下を引き連れる事が多いが、 その殆どはジョーカーが持つカリスマに魅かれた狂人達ばかり。 もちろんジョーカーは捨て駒としか見ていない。 宿敵であるバットマンについては、人気がある所を嫉妬している節があるものの、 「自分と同じ狂人であり、からかうと楽しいオモチャ」と認識しているようである。 実際、バットマンが戦う動機は「世のため人のため」ではなく、「両親が殺されたトラウマ」なので、 ジョーカーの発言も完全に誤っているわけではないかもしれない。 しかしまぁ、そんな彼を素で引かせるストーカーがいるのだから、世の中侮れない。 + 近親憎悪 実の所、ここまでの流れで分かったかもしれないが、バットマンとジョーカーは極めて近い存在なのだ。 "See,there were these two guys in a lunatic asylum…"(とある精神病院に二人の男がいた…) 二人とも悲惨な過去によって人生を破壊され、かたや恐怖、かたや狂気と笑いに縋り、 自らをフリークスに扮して、現実社会への復讐に生きている……という意味では、もはや同種と言っても過言ではない。 「で、おめぇの不幸は何だったんだ? 何が今のバットマンを作ったんだ?」 「恋人がギャングに殺られちまったか? 弟が強盗にバラされでもしたか?」 「まァ、だいたいそんなトコだろ。そうだろうとも」 「でな、オレ様もそういう目に遭ったんだよ。 そいつが一体何だったのか、今となっちゃあハッキリとは思い出せねぇが…」 バットマンの戦いも、結局は犯罪の蔓延る現実への復讐である事は、度々示唆されているのだ。 それ故にバットマンはジョーカーの行動を読み解く事ができ、ジョーカーもまたバットマンと互角に渡り合える。 彼ら二人の間には紙一重の、しかし絶対に渡る事のできない、深くて近い隔たりが存在するのである。 「我々の関係を、殺し合いで終わらせたくないんだ」 「どんな不幸がお前の人生を狂わせたのか、それは知らない」 「だが、もし私がその場にいれば… お前の力になれたかもしれない お前の助けに」 「だからもう、自分を追い詰めるな。苦しみを一人で背負い込むな 我々が殺しあう理由などない」 「すまねぇ。けど…ダメだ。遅いよ。遅すぎるぜ…」 「なんか…笑えるよな…。いつか聞いたジョークみてぇだ…」 + 上記の台詞は 『キリングジョーク』のクライマックスにてジョーカーが最後のジョークを披露する際の前振りになる。 このジョークの謎解きは解説サイトが幾つもあるので割愛するが、 「だが、もし私がその場にいれば…」 とバットマンが言う台詞、そもそもその場にいたどころかその時ジョーカーを追い詰めたのがバットマンであり、 本人がそれに全く気付いていないのである。 これほど笑えないジョークがあるだろうか。 実写映画 『バットマン』過去に何度も実写化されている。ジョーカーはその内、四本の映画に登場する。 ここでは最初に出てきた『オリジナルムービー』以降の三本に出たジョーカーについて記載する。 + 『バットマン(1989年)』 ティム・バートン監督の『バットマン』では、ブルース・ウェイン(バットマン)の両親を殺したのが、 若き日のジャック・ネイピア(ジョーカー)である…………という設定となっている。 "You ever dance with the devil in the pale moonlight?"(月夜に悪魔と踊った事はあるか?) と声をかけて振り向いたウェイン夫妻を射殺し、バットマン誕生のきっかけとなった。 しかし後にバットマンに遭遇。バットマン目掛けて放った銃弾が、 よりにもよってバットマンにガードされて跳弾した挙句自身の顔面に命中して顔の神経を傷つけてしまう。 そして薬品が満載されたタンクの中に落下、ジャックはジョーカーとなってしまうのだ (この時、バットマンはジャックの手を掴んで助けようとしているように見えるが、 本作のバットマンは悪人を平気で殺せるため、助けるのに失敗したと見せかけてタンクの中に落とした可能性がある)。 ジャックがブルースをバットマンに変え、今度はバットマンのせいでジャックはジョーカーへと変貌したのだから、 なんともまあ、皮肉というより他に無い話である (但しこれはティム・バートン独自の設定で、原作で両親を殺したのはジョー・チルという強盗である)。 最後は時計塔の上でバットマンと激闘を繰り広げた末の転落死。 バートン版バットマンは割と殺る気満々なので仕方ないね。 演じたのはアカデミー賞の常連である名優ジャック・ニコルソン氏。 なんと「この映画の製作費の半分を出演料として貰えるならやる」という大口でこの仕事を受託したと言われている。 実際は低予算映画であった事から「興行収入に応じた出演料を支払う」という契約が結ばれたのが真相であるものの、 当初の報せに対しバットマンファンを中心になんて横暴な態度だと顰蹙を買われたが、いざ映画が公開されてみると彼への評価が逆転。 彼の演技は太っている事以外はジョーカーと称され、4億ドル超の興行収入に貢献した。高額のギャラ(6000万ドル)分の仕事はきっちり果たしたという事か。 なお、バートン版ではバットマンが「結局はコウモリの格好をしたキチガイ」として描写されている事に加え、 この作品のジョーカーは演じたジャック自身が元から精神的にアレだった事もあり、狂気だけでなく笑顔とプライドの高さも強調されている。 特に笑顔の方は設定上仕方ないとはいえ最初から最期まで崩す事はなかった。 原作のジョーカーですら笑顔以外の表情になる事が少なくない点を考慮すると、これは特筆すべき事であろう。 冒頭で記した通り、映像ソフト版では何とデーモン小暮閣下が熱演。 声量と声のトーンこそ普段とはかなり違い、歌っている時のようなシャウトも全然ないので過剰な期待は禁物。 しかし、しっかりとアメコミ史上に輝くマジキチの吹き替えという大任を果たしており、必聴物の価値がある。 この他TV放送版やWOWOWで放送された吹替補完版などでもそれぞれ異なる声優が吹替を担当しており、 様々なジョーカーを楽しむ事ができる。 演者によってそれぞれ一味違うジョーカー多様性 余談だが、猿渡哲也氏の漫画『力王』には、ジャック・ニコルソン演じるジョーカーをモデルにした(というか顔・服装・言動まで似せている)、 「男爵」というキャラが登場する。 "That luscious tan! Those ruby lips! And hair color so natural! Only your undertaker knows for sure☆" (小麦色の肌! 真っ赤な唇! 健康なキューティクルヘア! 葬儀屋さんもきっとビックリするよ☆) "I know what you're saying! where could I find these brand, new item? That's the gag. Chances are☆ you bought them already!" (フハハハハハハァー! みんな聞きたいだろ、「この新製品はどこで買えるの?」ってね。 驚くなよ。君らはもう、買ってんだよ☆ フハハハハハハ!) "So remenber♪ Put on a happy face!!" (忘れんなー♪ いつも、ハッピーな、笑顔を!!) + 『ダークナイト(2008年)』 クリストファー・ノーラン監督版シリーズ2作目の『ダークナイト』では、 DNA、指紋に一切情報のない本名・来歴不明の謎の男として登場。 一応前作で「貯水池に毒を流し込むと市を脅迫してきた男」として伏線は張られており、満を持しての対決となる。 ここまでは原作と一緒だが、顔の白い肌は口の傷隠し兼こけおどし用のメーキャップという設定である。 切り裂かれた口は、縫い合わされており、口に関しては話す相手次第で毎回コロコロ変わる。 また、常に笑顔で狂気が出まくりな原作やバートン版と違い、基本的に表情は表に出ず、 正気と狂気の境界線が溶けて混在したような、静かな瞬間が恐ろしい雰囲気を醸し出している。 その内面は大胆不敵・傲岸不遜・冷酷残忍でプライドが高い、と原作を踏襲しており、ゲームとして行う犯行は残忍性が高く総じて暴力的である。 金には一切興味がないのだが、その割に出費を抑えるために爆薬の類とガソリンを犯行時に多用しているので、意外と金銭間隔に波があるのかもしれない。 洗練された頭脳を駆使してゴッサムシティを大混乱に陥れ、ハーヴィー・デント検事を言葉巧みに誘導して殺人鬼・トゥーフェイスへと変貌させた。 決戦時には冷静さを欠いていたバットマン相手に優勢を保っていたが、 最後は自分の計算が人間の良心の前に負けた事に動揺した隙を突かれて逆さ吊りにされてしまい、 ゴッサムシティその物とバットマンを嘲笑いながら御用となる。 「最後の大仕掛け」もトゥーフェイスの犯行が表沙汰になっていなかったのをバットマンに逆手に取られて失敗に終わり、 結果的に最後の最後でゴッサムシティの人達の心とバットマンの前に敗れ去った。 演じるヒース・レジャー氏は若手の上、どちらかといえば美形俳優として扱われていた役者。 そのため原作レイプにならないかと不安になるファンも多かったが……。 この役を受けて以降、ヒース氏は何日間もホテルに閉じこもり、役作りに励んだという。 その甲斐あってか、作中の演技は鬼気迫るものがあり、狂気の男ジョーカーを見事に演じていた。 ……しかし、撮影終了後にヒース・レジャー氏は急死。 役作りに没頭して行った末に精神的に不安定になり、不眠症にかかった彼はいくつもの薬剤を処方されていた。 そのため、死因は薬剤の大量摂取による薬物中毒死と見られている。 そして映画公開後、彼の演技は称賛を浴びる事になり、ヒース・レジャー氏は故人として32年ぶりにアカデミー賞を受賞。 ちなみにジョーカーは漫画のキャラクターとしては初の受賞である。 かくしてアメコミ最大の大物悪役は映画界最大の大物悪役になったのである。 "I believe, whatever doesn't kill you, simply makes you…" (信念はあるさ、“生きて苦難を乗り越えれば人は――”) "stranger." (“イカれちまう”) "Why So Serious?" (そのしかめっ面は何だ?) + ニコ動では 『ダークナイト』のジョーカーをゴードンとバットマンが取り調べるシーンが、 嘘字幕系作品「ジョーカーさんシリーズ」として頭角を現しつつある。 同時大量削除されてしまった「総統閣下シリーズ」の後釜となりつつある…? + 『ジョーカー(2019年)』 トッド・フィリップス監督の『ジョーカー』では、 原作は勿論、映画で同時展開していたシリーズとも異なる世界観における、貧富の差が広がるゴッサムシティにて、 認知症気味の老母を介護しながらピエロの仕事で食い繋いでいる貧困層の中年の男「アーサー・フレック」として登場。 本人自身も脳の損傷から自らの意思に反して突如笑い出してしまうといった障害や妄想癖を抱え、 過去に精神病院に隔離された事もあり、本編開始時点で7種類もの精神安定剤を服用しており、 そうしたハンデを背負い、不良少年たちから暴行を受けたり、バス内で子連れの女性と一悶着あった際に 自身が障がい者である事を示すカードを見せるもののまるで最初からいなかったように扱われてしまうなど、 疎外感と孤立感の中にある、社会的な弱者として描かれている。 その一方でトークショー番組の司会を務めるマレー・フランクリンに憧れ、 また幼い頃から母より「どんな時も笑顔で人々を楽しませなさい」と言われた事から、 コメディアンを夢見て日々をピエロとして働いて暮らす、心優しい一市民であった。 しかし、不良少年らによる看板の盗難を事務所の社長に信じてもらえずに減給され、 さらに同僚から護身用に借り受けた拳銃を小児病棟の慰問中に落として見られてしまい、 加えて同僚が「頼まれて売った」と嘘をついて裏切った事で仕事をクビになってしまう。 失意の中でピエロ姿のまま地下鉄で帰宅するアーサーだったが、電車内で富裕層の証券マン3人が女性に絡む場面と遭遇。 自身の障害が発症した事で女性はその場から離れて難を逃れたものの、証券マンたちに目を付けられ、暴行を受ける羽目となる。 だがアーサーは反射的に彼ら全員を射殺。 その場を逃げ出しながらも奇妙な高揚感に襲われ、公衆トイレの鏡の前で独り笑みを浮かべながら踊り出す。 そしてこの事件を境に、アーサーの狂気は加速していく。 ゴッサム市の財政難による社会福祉の削減で薬の処方箋を受けられなくなった事、 母の手紙から自身がトーマス・ウェインの隠し子ではないのかと疑った事、 自身がコメディアンとしてバーで立って披露したショーの動画を、マレーに番組内で取り上げられ愚弄され笑い者にされた事、 アーサーの殺人事件に端を欲した貧困層によるピエロマスクを被っての過激な抗議活動、 自身が背負った障害の真実を知ってしまった事や、信じていた何もかもが嘘偽りだったこと等、 様々な要素が積み重なり絡み合い、ただ温もりが欲しいだけだったアーサーは、徐々に壊れていき、 やがてマレーの番組への出演をオファーされた際、ついにアーサーはこう要求した。 自分をアーサー・フレックではなく、ジョーカーとして紹介してくれ、と──……。 ただし、この物語にはいくつもの不自然な描写が見られる。 主演のホアキン・フェニックスもアーサーを「信用できない語り部」とコメントしており、 これが現実なのか、単なるアーサーの妄想なのか、そもそもアーサーは本当にジョーカーなのか、 はたまたジョーカーがアーサーという男の人生をでっち上げて語っているだけではないのか、判別できないのだ。 しかしもし本当にアーサーがジョーカーであり、トーマス・ウェインの隠し子だとすれば、これ以上のジョークがあるだろうか? アーサーが原因となった暴動でウェイン夫妻は射殺され、腹違いの弟ブルースはバットマンとなって仇敵ジョーカーを追う。 そしていつかバットマンがジョーカーを追い詰めた時、彼は自分の兄と、そして自分の父の罪を突き付けられるのだ。 唯一本作に確実に真実だと言える部分があるとすれば、ジョーカーがこの最高のジョークを思いついたという一点だろう。 だからこそジョーカーは、最後に笑い、そして一人踊るのだ。 とはいえ本作公開後のアメリカでは様々な事情から貧困層富裕層、白人有色人種の対立が深まり、 デモや暴動が多発するような、まさに『ジョーカー』で予言されたような状況に陥っているが、 結局のところどんなにジョーカーことアーサーが貧乏で悲惨で哀れな若者であったとしても、 彼の行った事は発作的かつ感情的な殺人に過ぎず、それは作品内においても一切正当化されてない。 総てが曖昧で不確かで、狂気と暴力と混沌を煽るような、正にジョーカーらしい物語である事には十分留意して欲しい。 加えて本作でジョーカー、あるいはアーサーが提示した「誰であれ人の心の奥底は醜いのだ」という主義主張は、 本作をジョーカーのオリジンとして見た場合の続編とも言える過去作、『ダークナイト』にて既に反駁されている。 つまり─────"You're alone."(お前だけだ)。"Until their spirit breaks completely."(ふはは!それは心が壊れるまでの話だ) 演じたのはホアキン・フェニックス氏。 孤独な男がジョーカーに変貌していく様を表現した怪演が発表当初から話題を集めた。 また、上述の貧困層と富裕層の格差といった社会派な面からも反響を呼んだ。 『キング・オブ・コメディ』等で名高いマーティン・スコセッシから影響を受けたという脚本や ニューヨークを中心としたロケーションによるゴッサムシティの闇を表したこの映画は、 制作費は僅か5500万ドルという低予算ながらヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門では金獅子賞を受賞し、 低予算映画では『ボヘミアン・ラプソディ』に次ぐ利益率となる世界興行収入9億ドルを叩き出した。 日本国内でも興行収入が11月時点で50億円を突破し、R-15指定映画では異例のメガヒットを記録した。 ロケ地の一つであり予告編やポスターにも登場している、 ニューヨーク・ブロンクス地区にある階段は本作で一躍観光名所となり、 SNS映えを求めて観光客が足を運んでいる。 案の定、周辺住民からはメッチャ迷惑がられてる "I used to think that my life was a tragedy," (人生は悲劇だと思ってた) "but now I realize," (今、分かった) "it's a fucking comedy." (僕の人生は喜劇だ) ゲームにおけるジョーカー やはりバットマン最大の好敵手という事で、ゲーム化されたバットマンのほぼ全作に登場している。 例外は登場しない映画のゲーム化作品くらいのものだろう。 『アーカム・アサイラム』『アーカム・シティ』にも颯爽登場。 バットマンと共闘を繰り広げるなどの活躍を見せてくれた挙句──── ────あろう事か、“Video Game Awards”2011年ベストキャラクター賞を受賞してしまった。 しかもかなりノリノリで次回作の情報をバラしてる。 ちなみに対抗馬の『アンチャーテッド』のネイサン、『ギアーズ・オブ・ウォー』のマーカス、 そして『ポータル2』のWheatleyをぶっちぎっての受賞だったり。キャー、プリンちゃん素敵ー! 格闘ゲームのキャラクターとしては、 DCコミックオールスター『インジャスティス 神々の激突』及び『インジャスティス2』に出演。 また、まさかのモーコンとのコラボ『Mortal Kombat vs. DC Universe』にも参加している。 このコラボが縁となってか、『Mortal Kombat 11』にまでDLCキャラクターとしてゲスト出演を果たした。 ジョーカー以外にも他社ゲストのDLCが複数存在し、その面子はスポーン、T-800、ロボコップ、ランボーと、 洋物版スマブラと言っても差支えない豪華な顔ぶれが揃っている。 この他、映画『バットマン:アーカム・ビギンズ』の公開記念で『パズル&ドラゴンズ』でのコラボキャラクターとして登場。 音楽と背景がコラボ特別仕様となっており、ジョーカーはラスボスとして登場。 最初のコラボではジョーカーのみだったが、二度目以降は道中にベインをはじめとするヴィラン達が雑魚敵モンスターとして追加された。 仲間にすると、使うたびに効果が変わるスキル「キリングジョーク」を使い、 リーダーにすることで攻撃後、五倍の攻撃力で凄まじい追い打ちをかける「イカれた黒幕」を発動する。 バットマンもコラボ用ガチャの景品としてゲスト出演している。 MUGENにおけるジョーカー 人気キャラのためか、製作者も多く、現在改変を含めて7体確認されている。 ただし、ニコニコ動画で見かける機会は少ない。 一人目は、Alexzig氏とDark Talbain氏によるもの。現在はリンク切れにより入手不可。 『風雲黙示録』のジョーカーが元になっており、技の多くもそちらから取られている。 実際、あちらもジョークのような攻撃を多用するため、それほど違和感は無い。 二人目は、Fervicante氏によるもの。 こちらも上記のジョーカーの技が多少採用されているが、ベースになっているのはオズワルドである。 なお、そのまま使うと小ポトレが色化けを起こすので気になる方は修正した方が良いだろう。 三人目は、Larramones氏とJeff氏、Magus氏によるもの。 こちらはオリジナルであるが、まだベータ版。 原作通りのコサージュやびっくり箱、おもちゃのピストルなどを使用する。 2019年8月にMr.Giang氏による改変版が公開された。 MUGEN1.1版とMUGEN1.0版の二つがある。 現在は氏のMUGEN活動引退に伴い公開先のファイルは削除されているが、 氏の許可を得た有志の手によってMediaFireに転載されており、ギルドなどからジャンプが可能。 システムがPOTS&Infinite風になり(前後避け動作や小ジャンプなど特殊仕様あり)、 コンボが繋がりやすくなった他、一部の技の削除とオリジナル技の搭載、SE・ボイスの差し替えが行われている。 また、UnoShe氏の「Uno Tag System」に対応している。 AIは搭載されていないが、ホルン氏によるAIパッチが公開されている。 射撃や設置技を基本としつつ、当身やアーマー付き突進or投げ無敵の足払いor爆弾に派生する変則技等を駆使してトリッキーに立ち回る。 defファイルをいじることで各種設定の調整が可能。 想定ランクは強。 なお、このジョーカーにはReadmeの類が付属していない。詳しい操作方法は下記動画のページ内で確認されたし。 紹介動画 四人目は、Sic-1氏によるもの。 ドットは一部レミーが元になっており、システムは『MVC』がベースになっている。 上記のジョーカーと同じく、原作を元にした技を使う。 AIは搭載されているが少々変わった動きをするため、強さが安定しない。 五人目は、Axkeeper氏によるもの。 ドットのベースはルガールで、マーク・ハミル氏のボイスを使用している。 必殺技・超必殺技はアメコミ原作を元ネタにしている。 「Legends of the Dark Knight Team」による改変版もあり、そちらは『MVC』風のシステムになっている他、必殺技が変更されている。 ただし、現在は代理公開先であった「CrusaderCast」の消滅に伴い入手不可。 簡易ではあるが、AIが搭載されている。 六人目は、TurlesProject氏による『JUS』仕様のちびキャラ。 2019年の実写映画版の姿で、自転車で体当たりして自身もダメージを受ける必殺技や、ストライカーとしてハーレクインを呼ぶ。 AIもデフォルトで搭載されている。 紹介動画(コメント欄に公開先へのリンク有り) 出場大会 アメコミ・海外キャラと大規模タッグGP 作品別マイナーキャラ大会 おもちゃ屋さんトーナメント TAG TEAM WARS 削除済み 国内 VS 国外 アニメチームバトル 更新停止中 自作AI搭載キャラでトーナメントV2 第二回同名キャラタッグトーナメントWTマークIIセカンド ライバルタッグで生き残りランセレバトル 出演ストーリー 風と星の夜話(Fervicante氏) 金髪と蛇~Blondie&Snake~(Fervicante氏) ザ・ジョークポット・ショウ 大闘領 -Sengoku Legend of the Gainers- ナイトメア・ハンターズ *1 ページ冒頭の画像でジョーカーがハンマーで叩き割った鏡に映っているのは、 トゥーフェイス(左上) ポイズン・アイビー(右上) ペンギン(左下) スケアクロウ(右下) の4名。 *2 ややこしいが、バットマン(ブルース・ウェイン)を主人公とした物語の開始は、 『Detective Comics』(会社ではなく雑誌そのものの名前)の第27号(1939年5月号)から。 この雑誌では『バットマン』以外の漫画もいくつか収録されていたが、 人気が出たので『バットマン』の漫画だけ乗せた雑誌『Batman』が1940年の5月号から開始された。 なお、『Batman』第1号には複数の漫画が収録されており、 第1話は「強盗に両親を殺されたブルースがバットマンになるまで」という内容でスーパーヴィランは出てこない。 ジョーカー以外のスーパーヴィランでは、キャットウーマンなどもこの号の第4話が初登場だったりする。 "Parting is such sweet sorrow, dearest. Still, you can't say we didn't show you a good time." (別れってのは切ないもんだよな。でも、結構楽しかっただろ?) "Enjoy yourself out there.──In the asylum." (元気でな。外の世界でも…あのだだっ広い精神病院でも) "Just don't forget―if it ever gets too tough… There's always a place for you here." (辛くなった時にゃあ思い出せよ。お前の席は、ここにいつでもあるからよ)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/37190.html
登録日:2017/07/04 Tue 18 45 20 更新日:2023/07/24 Mon 08 24 24 所要時間:約 19 分で読めます ▽タグ一覧 DCコミックス Earth-0 New 52 Prime Earth アメコミ エージェント37 キャメロン・スチュワート クリオ・チェン クリスチャン・デュース グラハム・ノーラン グレッグ・カプロ ケリー・ジョーンズ サム・キース ジェフ・ストークリー ジェームス・タイニンⅣ ジャスティス・リーグ ジョイ・アン ジョン・マクリア ジョーカー スコット・スナイダー スーパーマン タロン ダスティン・グウェン ディック・グレイソン デューク・トーマス バットガール バットマン フェリックス・ルイス フランク・ティエリ ブライアン・ブッチェラート ブレンデン・フレッチャー ベッキー・クルーナン ベラ・ブロスゴル ベンガル ポストフラッシュポイント ロジェ・アントニオ ロナン・クリケット ロベルト・ビアカバ 梟の法廷 『Batman Endgame』は2014年にDCコミックスから出版されたアメコミ作品。 + 作品情報 『Batman Vol.2』#35~#40 発売 2014年10月から 脚本 スコット・スナイダー(#35本編~#39本編、#40)、ジェームス・タイニンⅣ(#35短編~#39短編) 作画 グレッグ・カプロ(#35本編~#39本編、#40)、ケリー・ジョーンズ(#35短編)、グラハム・ノーラン(#36短編)、 ジョン・マクリア(#37短編)、サム・キース(#38短編)、ダスティン・グウェン(#39短編) 『Batman Annual Vol.2』#3 発売 2014年12月 脚本 ジェームス・タイニンⅣ 作画 ロジェ・アントニオ 『Arkham Manor Endgame』 発売 2015年4月 脚本 フランク・ティエリ 作画 フェリックス・ルイス、クリスチャン・デュース、ロベルト・ビアカバ 『Detective Comics Endgame』 発売 2015年3月 脚本 ブライアン・ブッチェラート 作画 ロジェ・アントニオ、ロナン・クリケット 『Gotham Academy Endgame』 発売 2015年4月 脚本 ベッキー・クルーナン、ブレンデン・フレッチャー、クリオ・チェン、ジョイ・アン 作画 ジェフ・ストークリー、クリオ・チェン、ジョイ・アン、ベラ・ブロスゴル 『Batgirl Endgame』 発売 2015年3月 脚本 キャメロン・スチュワート、ブレンデン・フレッチャー 作画 ベンガル 日本では2016年に小学館集英社プロダクションから邦訳本が発売されている。 スコット・スナイダーとグレッグ・カプロによるバットマン・サーガ第1部の最終巻。 『New 52』におけるバットマンとジョーカーの最大の戦いを描いた作品。ジョークでもゲームでもないというジョーカーの言葉通り、 『バットマン 喪われた絆』から一転して本作のジョーカーはバットマン自身に容赦のない攻撃を仕掛け2人の関係を終わらせようとする。 この最大の戦いを乗り越えバットマンは新たな物語を描いていくことになった。また本作を前後してバットマン系列誌にも大きな変化を迎えている。 『Batman Vol.2』#35~#40 『Batman Vol.2』#35短編~#39短編 『Batman Annual Vol.2』#3 『Arkham Manor Endgame』 『Detective Comics Endgame』 『Gotham Academy Endgame』 『Batgirl Endgame』 『Batman Vol.2』#35~#40 【物語】 新たな基地で戦いの傷を癒していたブルースだったが突如『ジャスティス・リーグ』の襲撃を受ける。対『リーグ』用の兵器で彼らを退け、 その原因がジョーカーのウイルスだと知ったバットマンはジョーカーがいると思われる崩壊した『アーカム・アサイラム』を訪れる。 罠にはまり動きを封じられたバットマンはジョーカーに今度はゲームでもジョークでも無く全てを終わらせると宣言され、 ゴッサム中に新型ウイルスがばらまかれてしまう。街中が混沌に包まれる中、バットマンはゴッサムを救うため街に飛び立つも ジョーカーの悪夢のような攻撃に追い詰められていく。 【登場人物】 バットマン(ブルース・ウェイン) ゴッサムを守る闇の騎士。スケアクロウの神経ガスによって様々な自らの死の瞬間を見せられる中ジョーカーの攻撃が始まり、 ジョーカーの新型ウイルスからゴッサムを救うため街中を飛び回る。 『ジャスティス・リーグ』の襲撃に始まり新型ウイルスによって暴走する市民やジョー・チルを使った両親の死の瞬間の再現、 ジョーカーが不死である可能性など悪夢のような出来事と立ち続けに向き合わされ追い詰められていく。 ジョーカーの再生能力からポール・デッカーにたどり着き『ディオニージアム』という物質を知る。 その後、『梟の法廷』の元を訪れ『ディオニージアム』とジョーカーについて聞き、最後の勝負を挑むため『バットファミリー』とヴィランたちに協力を求める。 ジョーカー 犯罪の道化王子とも呼ばれるバットマンのライバル。ある人物に扮してバットマンを助けようとしていたが 全てを終わらせるために新型ウイルスを使った攻撃を開始する。 手始めに『ジャスティス・リーグ』を既存のウイルスの改良型に感染させさらにゴッサム中に新型ウイルスをばらまき街中をパニックに陥らせる。 ゴードンに撃たれるが再生しさらには大昔の絵や写真に姿をみせ『ディオニージアム』という物質により不老不死の存在である可能性をにおわせる。 また『バットマン 喪われた絆』では否定されていたバットマンの正体についても知っており、 『バットケイブ』への侵入も果たしアルフレッドの右手を奪う。 その後、『バットケイブ』から持ち去った恐竜ロボットなどを使ってパレードを行いバットマンたちを待ち受ける。 ≪バットファミリー≫ ペニー1(アルフレッド・ペニーワース) ウェイン家に仕える執事。『バットマン エターナル』の戦いで負傷したためブルースから避難するよう言われるが、 断固拒否し『バットケイブ』でサポートする。『バットケイブ』に現れたジョーカーを銃で倒そうとするが反撃され右手を切断されてしまう ペニー2(ジュリア・ペニーワース) イギリス陸軍の特殊部隊に所属しているアルフレッドの娘。『バットマン エターナル』の事件で久々にアルフレッドと再会し、 負傷した彼に代わってバットマンのサポートをしている。旧ウェインタワー13階の基地でバットマンをサポートするほか、 ゴードンに襲われたバットマンを助けデューク・トーマスを保護している。 エージェント37(ディック・グレイソン) 初代ロビン、ナイトウィングとして活躍していたバットファミリーの長男。 『フォーエバー・イービル』で正体が全世界にさらされるも死を偽装して、 『バットマン インコーポレイテッド』シリーズに登場した諜報機関『スパイラル』に潜入している。 バットマンとは唯一連絡を取り合っており彼の依頼でジョーカーの血液と新型ウイルスの調査に協力する。 バットガール(バーバラ・ゴードン)、レッドロビン(ティム・ドレイク)、レッドフード(ジェイソン・トッド)、ブルーバード(ハーパー・ロウ) 感染者たちと戦っていたバットマンの仲間たち。バットマンに呼ばれヴィランとの合同作戦を呼び掛けられ協力する。 ≪ジャスティス・リーグ≫ バットマンも所属する世界を守るヒーローチーム。ゴッサムのチャリティでジョーカーの改良型ウイルスに感染してしまいブルースに襲い掛かった。 圧倒的なパワーで追い詰めるも対リーグ用兵器『ジャスティス・バスター』による反撃を受け敗北し治療を受ける。 スーパーマン(クラーク・ケント/カル=エル) メトロポリスを守る鋼鉄の男。最後に現れウイルスの感染度も高く冗談を話すほどだった。 『ジャスティス・バスター』の対策もものともせず破壊して見せたが『クリプトナイト』を含んだ合成ゴムを浴びせられ敗北した。 ワンダーウーマン(ダイアナ) 超人的力を持つアマゾン族の王女。最初に現れスーツを着ていないバットマンに襲い掛かった。 『ジャスティス・バスター』の『ベールの束ねひも』で自分が勝利する幻覚を見せられ動きを封じられた。 フラッシュ(バリー・アレン) 超スピードを操る鑑識官。2番目に現れ目にも止まらぬスピードで『ジャスティス・バスター』を破壊していったが地面の摩擦を消され建物に激突した。 アクアマン(アーサー・カリー) 海底王国アトランティスの王。3番目に現れ正々堂々勝負を挑もうとするが不意を突かれ水分を奪われ敗北した。 ≪ヴィラン≫ 梟の法廷 ゴッサムを歴史の裏で支配してきたとされる秘密結社。大昔に存在した『ディオニージアム』について知ったバットマンの訪問を受ける。 『ディオニージアム』とゴッサムの危機について聞かれるが、『ディオニージアム』は劣化したものを暗殺者のタロンに使用していたにすぎず ゴッサムの危機についてもゴッサムは自分たちの手で何度でも蘇るとして取り合わず話は無駄に終わった。 タロン(ユーライア・ブーン) 『梟の法廷』の暗殺者で不死身の肉体と高い戦闘能力を持つ。彼は大鎌を武器として処刑人のような姿をしている。 タロンの中でも第1世代のタロンでバットマンに生きていた時代にジョーカーが存在したかを聞かれる。 ペンギン(オズワルド・コブルポット)、ベイン、ポイズン・アイビー(パメラ・アイスリー)、ミスター・フリーズ(ビクター・フリーズ)、クレイフェイス(ベイジル・カルロ)、スケアクロウ(ジョナサン・クレイン)、キラークロック(ウェイロン・ジョーンズ) エース・ケミカル社に灯された逆さの『バットシグナル』に導かれ現れたバットマンの宿敵たち。 『バットファミリー』と顔を合わせ一触即発になるがバットマンの言葉を受け考えを変え協力する。 ≪その他≫ ラーク、ブルーバード(ハーパー・ロウ) ブルースがスケアクロウのガスの影響で見た自分の死の瞬間に登場したヒーロー。 バットマンと共に大量の謎のエイリアンと戦闘しており数に圧倒されてしまう。 ジェームズ・ゴードン ゴッサム市警本部長でバットマンの良き理解者。街中が混乱に包まれる中バットマンの連絡を待っていた。 バットマンに治療薬を任せ情報収集していたが、過去の写真にジョーカーらしき影が映りこんでいるのに気づき動揺し ジョーカーの襲撃を受けてしまう。部屋が炎に包まれる中、ジョーカーを銃で撃ち涙ながらにバットマンに連絡するも 生きていたジョーカーに反撃される。胸に斧が刺さった状態でバットマンに発見されウイルスの影響で彼に襲い掛かるもジュリアに阻止された。 ジョー・チル ウェイン夫妻を殺した張本人。ジョーカーの新型ウイルスの第0号感染者。ゴッサム長老教会で隔離されていた。 バットマンが現れるとジョーカーの手で再現された犯罪通りでトーマス一家を相手に悲劇を再現しようとするが、バットマンに防がれた。 デューク・トーマス 『バットマン ゼロイヤー』でバットマンの命を救った少年。ジョーカーの手で両親と共にウェイン一家の悲劇を 再現されかけるがバットマンに救われゴードンのもとにたどり着く。両親を感染者の中に置き去りにしてしまったショックで動揺していたが、 感染しバットマンに襲い掛かるゴードンの姿を見て気を持ち直し、ジュリアに連れられ旧ウェインタワー13階の基地に向かう。 ポール・デッカー ブルースの伯父フィリップがウェイン産業を経営していたころ生物研究工学に参加していた科学者。 専門は軟部組織でカール・ヘルファーンとヒューゴ・ストレンジと合わせて『ドクターズ・スリー』と呼ばれていた。 『アーカム』におりジョーカーに再生能力を与えた可能性がある人物としてバットマンの接触を受けるがマシンガンで攻撃する。 ジョーカーの再生能力の源が『ディオニージアム』という物質にありそれはジョーカーの体以外にはないと語り、 『ディオニージアム』で作られた薬品を使い体が変化し命を落とした。 ≪ガジェットなど≫ ジャスティス・バスター バットマンが開発した対『ジャスティス・リーグ』用兵器。巨大なパワードアーマーで『リーグ』の力を封じる機能を搭載している。 ジョーカーのウイルスに感染した『リーグ』を迎え撃ちワンダーウーマン、フラッシュ、アクアマンを倒すもスーパーマンに破壊されてしまった。 機能は以下の通り 対スーパーマン…極小化した赤色太陽の付いた拳。その他『ヒートビジョン』や『フリーズブレス』を防ぐ機能も持つ。 対ワンダーウーマン…『真実の投げ縄』と同じ糸を反転して作られた『ベールの束ねひも』。取り付けた人間に望む偽りを見せる。 対グリーンランタン…黄水晶の閃光。 対フラッシュ…摩擦を無くすコーティング。彼の移動速度に追い付くためにサーバーの処理速度を上げるのに一番資金を使っている。 対アクアマン…粉末化した炭酸マグネシウムでできた発泡体。 対サイボーグ…電磁波。 新型ウイルス ジョーカーの開発した新型ウイルス。感染者は常に笑い続け愛するものを傷つけようとし24時間で死に至る。空気感染で広がっていく。 『ジャスティス・リーグ』に使用された改良型と異なり治療薬に対する抵抗力を持つ。 ジョーカーの再生能力の源である『ディオニージアム』を反転させて作られている。 ディオニージアム ジョーカーの再生能力の源とされる物質。太古のゴッサムに存在したという化合物で使用した人間に再生能力を与える。 デッカーは永遠の命を持つとされるヴァンダル・サベッジもこの物質の恩恵にあずかっているとし、 『ラザラス・ピット』は『ディオニージアム』が劣化したものとしている。 現在は純度の高いものはジョーカーの肉体以外に存在しないとされジョーカーは太古の時代から生きているということになる。 『Batman Vol.2』#35短編~#39短編 【物語】 5人の危険な患者が『アーカム・マナー』から姿を消す中、医師マリーン・ザイールは同僚のエリックの勧めでいったん帰宅した。 そこにはその患者たちが待っていた。彼らからジョーカーの誕生譚の聞き役に選ばれたマリーンは 妄想のような話を聞かされながらある場所に連れていかれる。 【登場人物】 マリーン・ザイール 『アーカム・マナー』の医師。同僚のエリックに家に帰り休むよう言われ帰宅すると、『アーカム』から逃げ出していた患者たちが待っていた。 彼らからジョーカーの誕生譚を聞かされながらジョーカーのウイルスによって混乱状態になりつつあるゴッサムを 連れまわされある場所にたどり着く。 ジョーカー 犯罪の道化王子とも呼ばれるバットマンのライバル。5人の患者それぞれの妄想に合う自身の誕生譚を教え、 彼らにその話をしながらマリーンを連れてとある場所に向かうよう指示した。 ≪5人の患者≫ 『アーカム』から逃げ出した5人の患者。全員合わせて100人以上を殺したとされている。 これまで一切関係性が無かったが急にジョーカーに関する話をし始めていた。 マリーンの家に現れ彼女を聞き役にジョーカーの誕生譚を語りながらとある場所に向かう。 エフラム・スノー やせ細った老人。最初に話をする。ジョーカーは悪魔の化身であると語る。 コーデリア・ドゥー 夫と子供3人と暮らしていた主婦。2番目に話をする。ある時から家族が機械に改造されていると感じ全員を殺害した。 ジョーカーも同様にロボットだと語る。 モートン・ウェールズ 肥満気味で幼い性格の青年。3番目に話をする。少年時代は人を笑わせるのが好きだったが、 母親から昔のゴッサムで人を笑わせすぎて殺してしまい最後は燃やされながら芸をし続けた道化師の話をされ、 人を笑わせるのをやめた。大人になると人を笑わせるコメディアンを殺した。ジョーカーはその道化師そのものだと語る。 キャシディ 大柄なアフリカ系で元軍人。4番目に話をする。バットマンはウェイン産業が軍人を訓練した存在で何人も存在し自分も候補者だったと主張し、 そのことを新聞社に持ち込むが無視され担当者を殺した。ジョーカーはバットマンの最初の1人だったと語る。 チェン 小柄な老婆で常に編み物をしている。14人の首を刺して殺して編み物を覚えたらしい。 10年以上も一言も発さずにいたがそれは演技で、それをジョーカーに見破られ笑い方も褒められ笑うようになった。 彼女の話す番になるが自分ではなくある人物を指名する。 『Batman Annual Vol.2』#3 【物語】 ゴッサム・ガゼットの元記者トーマス・ブラッククロウはとある理由から『アーカム・マナー』に自主入院していた。 その理由には犯罪の道化王子ジョーカーが関わっていた。 【登場人物】 トーマス・ブラッククロウ ゴッサム・ガゼットの元記者。現在は『アーカム・マナー』に自主入院している。 5年前、海外特派員を終えゴッサムに帰還したばかりの彼は『ゼロイヤー』を経験していなかったため、 バットマンやそのヴィランの脅威を知らなかった。そんな彼はジョーカーに目をつけ正体を暴こうと隠れ家に侵入する。 そこで見たジョーカーの姿から彼が友達の居ない孤独な存在と指摘し殺されかけるがバットマンとロビンに救われる。 それから1年後友人の待つ家に帰ると友人はジョーカーによって殺されており、ジョーカーはトーマスを親友と呼び彼に付きまとうようになった。 名前と仕事を捨てても付きまとい身の回りの人物に危害を加えるジョーカーを恐れる彼はいつしか人里離れた場所に住むようになり 最後には『アーカム』に自主入院するようになった。現在は『アーカム』のとある人物を親友と呼び安らぎを得ている。 ジョーカー 犯罪の道化王子とも呼ばれるバットマンのライバル。トーマスに友人の居ない孤独な男と指摘されてから彼を親友と呼び付きまとうようになる。 自分以外との関係を認めないのかトーマスの周りの人物を傷つけ彼を追い詰めていく。 ウォーレン・スペイシー ゴッサム・ガゼットの記者。トーマスの友人でジョーカーに追い詰められる彼を心配し続ける。 ジョーカーによってゴッサム中がパニックになるとトーマスと共に街を出ようとするが断られてしまう。 ハーレイ・クイン(ハーリーン・クインゼル) ジョーカーの愛人の元精神科医。まだ仲が良かったのかトーマスとジョーカーが始めった会った事件でジョーカーとジョークを言い合っている。 バットマン(ブルース・ウェイン)、ロビン(ディック・グレイソン) ゴッサムを守るダイナミック・デュオ。トーマスとジョーカーが始めった会った際にトーマスの命を救っている。 バットマンは2度目の出会いの際にも顔を見せている。 ジェームズ・ゴードン、ナンシー・ストロード、ハービー・ブロック ゴッサム市警の刑事たち。ゴードンはトーマスとジョーカーの2度目の出会いの際に顔を見せる。 ナンシーはジョーカーの顔の皮膚を管理しておりトーマスに何度か電話を掛けられている。 ハービーはトーマスが『アーカム』に自主入院する直前の事件で顔を出し彼の『アーカム』入りを提案している。 『Arkham Manor Endgame』 『Arkham Manor』に関連したワンショット。『Arkham Manor』は『バットマン エターナル』で崩壊した『アーカム・アサイラム』に代わって 精神病院になったウェイン邸改め『アーカム・マナー』を舞台にしたリミテッドシリーズ。 【物語】 ゴッサム市警のハービー・ブロックは『アーカム・マナー』で発生した暴動について警備員のストーンに話を聞く。 【登場人物】 ハービー・ブロック ゴッサム市警の刑事。『アーカム・マナー』での暴動についてストーンに取り調べを行う。 ストーン 『アーカム・マナー』の警備員。前科者だったこともありハービーに『アーカム・マナー』での暴動の取り調べを受ける。 ジョーカーによって引き起こされた暴動に巻き込まれ暴徒と化した患者たちに殺されかけるが ベインをはじめとするヴィランたちに救われた。彼らを連れて脱出を目指すが追い詰められてしまう。 ジョーカー 犯罪の道化王子とも呼ばれるバットマンのライバル。『アーカム・マナー』に突如現れウイルスを巻き暴動を引き起こした。 ミスター・ザーズ(ビクター・ザーズ) ナイフで殺人を行い殺した人間の数だけ自分の体に傷をつける異常者。ストーンの同僚ルーを殺害した。 ベイン、ポイズン・アイビー(パメラ・アイスリー)、ミスター・フリーズ(ビクター・フリーズ)、クレイフェイス(ベイジル・カルロ)、スケアクロウ(ジョナサン・クレイン) 『アーカム・マナー』に収容されていたヴィランたち。全員科学的に体を変化させておりそれが原因でウイルスに感染しなかったとされる。 ストーンを助け彼に脱出までの道案内をさせる。クレイフェイスは途中で自身の偽物クラウンフェイスと出会いはぐれてしまう。 『Detective Comics Endgame』 『Detective Comics Vol.2』に関連したワンショット。この直前まで同誌で展開されていた『アナーキー』の後日談。 【物語】 ジョーカーの新型ウイルスによって大混乱に陥るゴッサム。元ハッカーのロニーは母親の行方を捜していたが 感染した警官に襲われピンチに陥りダックスという青年に助けられる。彼の友人のもとに連れていかれるも 母を見つけたロニーは一人飛び出してしまう。 【登場人物】 ロニー・マチン 更生しようとしている元ハッカー。マネースパイダーという名前で活動しその筋では有名。『アナーキー』事件では容疑者になっていた。 母親を探し警察に襲われていたところをダックスに助けられ、彼の友人のドレーとリコのもとに連れていかれる。 様子を見に行った3人を待っているとパソコンで母親の居場所を見つけ彼女がいるストリップ小屋に向かう。 途中感染者に襲われながらも3人に合流し感染者と戦う『バットファミリー』を目撃する。 感染者の危険性を実感するが諦めきれず飛び出しバットウーマンに助けられ状況を説明し、スポイラーと共に母のもとに向かうこととなった。 ダックス、ドレー、リコ ロニーを救った青年とその友人。出会ったばかりのロニーに協力してくれる。 バットウーマン(ケイト・ケイン)、バットガール(バーバラ・ゴードン)、レッドロビン(ティム・ドレイク)、レッドフード(ジェイソン・トッド)、ブルーバード(ハーパー・ロウ)、スポイラー(ステファニー・ブラウン) 感染者と戦うバットマンの仲間たち。この内のスポイラーがロニーたちに同行することとなった。 『Gotham Academy Endgame』 『Gotham Academy』に関連したワンショット。『Gotham Academy』はゴッサムの全寮制名門校を舞台にした学園もの。 邦訳本も発売されている。 【物語】 ゴッサムがジョーカーの新型ウイルスでパニックになる中、ゴッサム・アカデミーでは生徒を体育館に避難させていた。 そこでオリーブ、マップス、ポメリーンの3人はジョーカーにまつわる怪談を話し出す。 【登場人物】 オリーブ・シルバーロック 主人公。夏休みの間に事件に巻き込まれ周囲から浮きがちだったが徐々に新たな友情を築き始めている。 怪談では亡くなった母から聞いたニヤニヤ男にまつわる話をする。 ミア・ミゾグチ オリーブを慕う下級生で兄はオリーブと親しかったカイル。TRPGが好きであだ名はマップス。 怪談は聞き役に回る。 ポメリーン・フリッチ オリーブの友人。オカルトマニアで黒魔術や降霊術を好む。怪談では少年とハロウィンのマスクの話をする。 アイラ・マクファーソン 歴史の教師。3人の声を聞いてテントに顔を出す。怪談を話していると知り出身地のスコットランドに伝わる高地の男の話をする。 守衛 学校に伝わる伝説の存在。生徒に襲い掛かる悪の存在を倒すとも悪い生徒を消すともいわれている。 『Batgirl Endgame』 『Batgirl Vol.4』に関連したワンショット。『Batgirl Vol.4』は#35から制作陣を入れ替えそれまでのダークな作風から 明るくポップな作風に大きく変化させ大ヒットを記録した。 本作は台詞はなくアートだけで描かれている。 【物語】 感染者を拡大を防ぐためバーンサイド橋のバリケードから様子をうかがっていたバットガール。 協力者のフランキーの連絡で要人を乗せたバスが来ることを知った彼女は行動を開始する。 【登場人物】 バットガール(バーバラ・ゴードン) ゴッサム市警本部長ジェームズ・ゴードンの娘。コスチュームを新たにスマホを駆使して戦う。 要人を乗せたバスをフランキーとの連携で橋の前まで導き、要人をバリケードの外に出すことに成功する。 しかしバスにルシアス・フォックスの娘ティファニーが取り残されていることを知り様々な手を駆使し彼女の救出に乗り出す。 フランキー・チャールズ バットガールの協力者。バーバラが下半身不随だった頃に一緒にリハビリを受けており現在はルームメイト。 バーバラ同様電子機器に詳しく通信で彼女の活動をサポートする。 ティファニー・フォックス ウェイン産業のCEOルシアス・フォックスの娘。両親と共にバスで移動していたが逃げ遅れてしまう。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 序盤のバットマンVSジャスティスリーグのボスラッシュ感すき -- 名無しさん (2019-07-03 11 44 26) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/35109.html
登録日:2016/09/08 Thu 16 15 14 更新日:2023/02/21 Tue 07 23 26 所要時間:約 12 分で読めます ▽タグ一覧 DCコミックス Earth-0 New Earth Zur-En-Arrh アメコミ グラント・モリソン ジョーカー ティム・ドレイク トニー・S・ダニエル ドクター・ハート バットマン バットマン R.I.P. ヒーロークラブ プレフラッシュポイント ポストクライシス リー・ガーベット ロビン 赤と黒 『Batman R.I.P.』は2008年にDCコミックスから出版されたアメコミ作品。 + 作品情報 『Batman Vol.1』#676~#683 発売 2008年5月から 脚本 グラント・モリソン 作画 トニー・S・ダニエル(#676~#681)、リー・ガーベット(#682~#683) 日本では2012年に小学館集英社プロダクションから邦訳本が発売されている。 また『Batman Vol.1』#682~#683は2018年にヴィレッジブックスから発売された『ファイナル・クライシス Vol.2』にも収録されている。 異才グラント・モリソンの描くバットマン・サーガ第1部の最終巻。謎の組織『ブラックグローブ』との戦いの決着とバットマンの死が描かれる作品。 これまでの伏線を回収しながら新たな謎を描くとともに、『バットマン ブラックグローブ』でも見られた モリソンらしい点と点をつなぐようなストーリー展開や1950年代のエピソードから着想を得たアイディアがさらに強烈に描かれている。 最後の2話では不可思議なバットマンの回想と敵の陰謀を織り交ぜながらモリソンの採用した70年にも及ぶバットマンの歴史を振り返る内容になっている。 『Batman Vol.1』#676~#681 『Batman Vol.1』#682~#683 『Batman Vol.1』#676~#681 【物語】 ほとんどの悪党が捕まったゴッサム。ブルースは自身の正体を知ったイザベルとの生活を楽しみながら『ブラックグローブ』について探っていた。 そんな中イザベルに『ブラックグローブ』からの手紙を届く。ブルースはイザベルを守ろうとするが逆に彼女から自身の精神状態を心配されてしまう。 その時、彼の頭に声が響き『ブラックグローブ』の襲撃が始まった。 【登場人物】 バットマン(ブルース・ウェイン) ゴッサムを守る闇の騎士。『ブラックグローブ』の手掛かりを追う一方、 自分の正体を知ったイザベルをウェイン邸に招き彼女との生活を楽しんでいる。 イザベルを『ブラックグローブ』から守るため彼女を『バットケイブ』に招くが、 その際『ズー・イン・アール』という言葉をきっかけに気を失ってしまう。 その後、街中で目覚めた彼はオナー・ジャクソンに導かれ『ズー・イン・アール』のバットマンへと変化した。 ズー・イン・アールのバットマン(ブルース・ウェイン) オナー・ジャクソンに導かれた後、ブルースが名乗ったバットマン。赤や黄、紫といった派手なコスチュームをしておりバットを武器にする。 オナーからもらった壊れたラジオを『バットラディア』と呼び大事にしている。 その正体はドクター・ハートが感覚遮断実験を利用してバットマンに仕掛けた後催眠暗示に対抗するために生み出された別の人格。 マイロ教授のガスで見た幻覚に登場した超人的なバットマン、トラノを人格のベースにしている。 チャーリー・カリギュラを尋問し『アーカム・アサイラム』に向かい『ブラックグローブ』とジョーカーに立ち向かう。 元ネタは1958年の『Batman Vol.1』#113に収録された"Batman - The Superman of Planet X"。 イザベル・ジェット 元モデルで小国ムタンバの元首。ブルースがバットマンだと知りながらも彼を受け入れウェイン邸に招かれるまでになった。 『ブラックグローブ』からの手紙を受け取るがその存在を疑いブルースを説得しようとする。 しかしその最中にブルースが倒れ『ブラックグローブ』にさらわれてしまう。 ≪バットファミリー≫ ロビン(ティム・ドレイク) 高い探偵としての能力を持つ3代目ロビンでブルースの養子。ブルースの精神状態やブルースの実子を名乗るダミアンの存在に不安を感じている。 休暇の最中に『ブラックグローブ』に襲撃されナイトウィングやナイトと連絡を取る。 アルフレッド・ペニーワース ウェイン家に仕える執事。それぞれ不安を抱えるブルースやティムにアドバイスを送る。 ブルースの指示で映画ブラックグローブを見てウェイン邸に帰ってくるが、ちょうど『ブラックグローブ』に出くわし痛めつけられてしまう。 『ブラックグローブ』が『アーカム・アサイラム』に向かった後タリアたちに救われる。 ナイトウィング(ディック・グレイソン) 初代ロビンでブルースの養子。ロビンから連絡を受け彼と合流しようとするがスコルピアナに捕まり『アーカム・アサイラム』に連れていかれる。 ≪ヴィラン≫ ジョーカー 犯罪の道化王子とも呼ばれるバットマンのライバル。物語冒頭でバットマンの面会を受けポーカーのデッドマンズ・ハンドを披露する。 その後ガイ・ダックスからロールシャッハテストを受けている最中に『ブラックグローブ』の計画に誘われる。 『アーカム・アサイラム』に『ズー・イン・アール』のバットマンが現れると彼の目の前でイザベルを殺そうとする。 ドクター・ハート(サイモン・ハート/トーマス・ウェイン) かつてバットマンに感覚遮断実験を行い新たなバットマンを生み出す実験を行った人物。 その正体は『ブラックグローブ』の首領でブルースの実父トーマス・ウェインを名乗る。 バットマンを知り尽くしていると語り彼を精神から破壊しようと目論む。 『ヴィランクラブ』を率いウェイン邸を襲撃、ブルースを後催眠暗示と薬物で身も心もボロボロにする。 その際『バットケイブ』にあったトーマス・ウェインの仮装を身に着ける。 『ズー・イン・アール』のバットマンの出現にも動じず『アーカム・アサイラム』で他の『ブラックグローブ』のメンバーと共にバットマンを待つ。 ブラックグローブ 善と悪の戦いを賭けの対象にする組織。メンバーは首領のドクター・ハートと世界各国の大金持ち5人。全員がドミノマスクをつけている。 バットマンとヴィランクラブの戦いを見届けるため家族などを引き連れ『アーカム・アサイラム』に現れる。 ≪ヴィランクラブ≫ ドクター・ハートに仕える各国のヴィランたち。 ル・ボッシュ(ガイ・ダックス) 醜いマスクを身に着けた小男。普段は『アーカム・アサイラム』の優秀な神経外科医で子持ち。 しかし内面には醜い感情を隠しておりジョーカーと出会った結果それが表面化しル・ボッシュとして『ヴィランクラブ』に参加した。 ドクター・ハート以上にジョーカーに心酔している。ガイ・ダックスとしてジョーカーを『ブラックグローブ』の計画に誘う。 ウェイン邸の襲撃に参加した後、『アーカム・アサイラム』に連れてこられたナイトウィングを拘束しロボトミー手術を行おうとする。 そのことがジェレマイアにばれるが、逆に彼を拘束し『アーカム』を乗っ取りジョーカーを開放する。 キング・クラーケン スウェーデンのバットマン、ウィングマンのヴィラン。元ダイバーで潜水服をアレンジしたコスチュームを身に着けた海賊王。 ウェイン邸襲撃参加後、チャーリー・カリギュラに連れられ彼の縄張りを荒らすガーゴイルを始末していたが 『ズー・イン・アール』のバットマンの不意打ちを受け敗北した。 チャーリー・カリギュラ イタリアのバットマン、リージョナリーのヴィラン。月桂冠をかぶり顔を白く塗っている。 ジョーカーのような支離滅裂な言動をしているがバットマン曰く演技らしい。 ウェイン邸襲撃参加後、キング・クラーケンと共に自身の縄張りを荒らすガーゴイルを始末していたが 『ズー・イン・アール』のバットマンの不意打ちを受け敗北した。その後、バットマンに『ブラックグローブ』の居場所を聞かれる。 エル・ソンブレロ アルゼンチンのバットマン、ガウチョのヴィラン。中南米のプロレス、ルチャリブレで使われるマスクをつけソンブレロをかぶっている。 罠の達人でウェイン邸襲撃後、屋敷の中に罠を仕掛けた。『アーカム・アサイラム』では警備を任されていたがジョーカーに攻撃された。 ピエロ・ルネア フランスのバットマン、マスケティアのヴィラン。パントマイムのピエロのような風貌で決して喋らない。スワッグマンと共にロビンの命を狙う。 スコルピアナ アルゼンチンのバットマン、ガウチョのヴィラン。サソリのような鎧を身に着け青サソリと呼ぶ小型ロボットを使う。 ナイトウィングを捕まえ『アーカム・アサイラム』で彼の手術の準備をする。 スワッグマン オーストラリアのバットマン、ダーク・レンジャーのヴィラン。オーストラリアの義賊ネッド・ケリーをモチーフにしたコスチュームを着ている。 ピエロ・ルネアと共にロビンの命を狙う。 ガーゴイル ル・ボッシュの部下。ガーゴイルの面をつけている。 グラディエーター チャーリー・カリギュラの部下。古代ローマ兵のような服装をしている。 ≪その他≫ ジェームズ・ゴードン ゴッサム市警本部長。バットマンの良き理解者。市長からウェイン家のスキャンダルを教えられ真実を確かめるためにウェイン邸を訪れる。 そこでエル・ソンブレロの仕掛けた罠に追い詰められるがダミアンに命を救われる。 オナー・ジャクソン 物語冒頭でバットマンによって異常者の車の暴走から命を救われたホームレス。 ドクター・ハートに心身ともにボロボロにされたブルースを助け、彼としばらく行動を共にする。その後彼の命を救えたことを感謝し姿を消す。 この時のオナーが本物なのかブルースの見た幻なのかは不明。 バットマイト/魔異人 『ズー・イン・アール』のバットマンに語り掛けるバットマンのような姿をした謎の存在。その正体は本人曰くバットマンに残された数少ない理性。 『アーカム・アサイラム』までバットマンをサポートしていたがアーカムでは理性が通じないという理由で姿を消す。 その際五次元から来た存在の可能性も示唆していた。 ナイト(シリル・シェルドレイク)、スクワイア(ベリル・ハッチンソン) イギリスのバットマンとそのサイドキック。ロビンから援護を求められる。 ジェレマイア・アーカム アーカム・アサイラムの責任者。ガイ・ダックスがロボトミー手術を行うのを咎めるがガーゴイルに襲われ捕まってしまう。 タリア・アル・グール、ダミアン、ウブー 『リーグ・オブ・アサシンズ』の首領ラーズ・アル・グールの娘と彼女とブルースの息子を名乗る少年と彼らに忠実な部下。 ウェイン邸を訪れアルフレッドとゴードンを救う。 『Batman Vol.1』#682~#683 時系列順では『Batman Vol.1』#681の後ではなく『Final Crisis』#2の後に当たる。 【物語】 バットマンの始まりからロビンとの出会いなど様々なバットマンの歴史が振り返られていく。しかしそれはある敵の陰謀によるものだった。 【登場人物】 バットマン(ブルース・ウェイン) ゴッサムを守る闇の騎士。始まりから今に至るまでの歴史を振り返っていく。 その中で別の可能性も描かれ、両親が殺されなかった場合には眼鏡をかけ父同様に医者になっている。 アルフレッド・ペニーワース ウェイン家に仕える執事。皮肉交じりにブルースを支えていく姿が描かれるがどこか様子がおかしい。 ウェイン夫妻が殺されなかった場合でもそのスタンスは変わらない。 ≪バットファミリー≫ ロビン/ナイトウィング(ディック・グレイソン) バットマンの最初の相棒。出会いからともに活動する日々そして独立までが描かれる。 ウェイン夫妻が殺されなかった場合はジョーカー・キラーを名乗る何者かに拷問の末に殺されウェイン邸の井戸に捨てられた。 エース・ザ・バットハウンド ブルースのペットの犬で共に捜査を行うこともあった。 バットウーマン(キャシー・ケイン) 黄色のタイツと赤いマントに身を包んだ女ヴィジランテ。バットマンとは恋人同士だったが破局した。 ロビン(ジェイソン・トッド) バットマンの2人目の相棒。出会いからジョーカーに殺されるまでが描かれる。 ロビン(ティム・ドレイク) バットマンの3人目の相棒。出会いから実父との別れまでが描かれる。 バットマン(ジャン=ポール・バレー) ベインによって引退に追い込まれたブルースの跡を継いだ男。ベインを打倒するがその後暴走した。 バットマンに復帰したブルースと戦う姿が描かれている。 ≪ヴィラン≫ ランプ 自分が作り出した幻想空間に相手を閉じ込める生命体。 モッカリ、シミアン 悪の帝王ダークサイドに仕える科学者。ランプを使ってバットマンの記憶を探りバットマンのクローンに移すことで バットマン軍団を作ろうと企む。 ≪バットマン・ヴィラン≫ ドクター・デス 悪の科学者。『Detective Comics Vol.1』#29の一場面が描かれる。 モンスターメン ヒューゴ・ストレンジの開発した『怪物血清』によって生まれた怪人。『Batman Vol.1』#1の一場面が描かれる。 ジョーカー 犯罪の道化王子とも呼ばれるバットマンのライバル。宿敵として様々な時代、姿が描かれる。 サイモン・ハート バットマンに感覚遮断実験を施した人物。 キャットウーマン(セリーナ・カイル) 猫のようなコスチュームに身を包んだ女盗賊。『Batman Vol.1』#197でのコスチュームが描かれる。 ウェイン夫妻が殺されなかった場合はエルバ・パールを名乗りブルースに近づき盗みを働いた。 イレイサー、ギャギー バットマンの明るい時代を象徴するヴィラン。イレイサーは頭が消しゴムになっている。ギャギーはジョーカーが自分を笑わせるために雇った道化師。 ペンギン(オズワルド・コブルポット) 鉤鼻と小柄な体格が特徴的なギャング。現在でも活躍しているが明るい時代でも活躍しており イレイサーやギャギーと共に描かれる。 タリア・アル・グール 『リーグ・オブ・アサシンズ』の首領ラーズ・アル・グールの娘。ブルースとの情熱的な夜が描かれる。 ラーズ・アル・グール 『リーグ・オブ・アサシンズ』の首領。『Batman Vol.1』#244でのバットマンとの対決シーンが描かれる。 アンソニー・ルーパス 『Batman Vol.1』#255でバットマンと戦った狼男。その対決シーンが描かれる。 マンバット(カーク・ラングストローム) 蝙蝠専門の生物学者。自身の難聴を治すため蝙蝠の血清を投与したところ蝙蝠人間マンバットに変身してしまった。 デッドショット(フロイド・ロートン) 腕に着けた特殊な銃で戦う暗殺者。『Detective Comics Vol.1』#474の一場面が描かれる。 ベイン 力と知性を併せ持ちバットマンを一度引退に追い込んだ男。バットマンの背骨を折るシーンが描かれる。 ハッシュ(トーマス・エリオット) ブルースの旧友でとある一件でブルースを逆恨みし彼に挑戦する。『Batman Vol.1』#619の一場面が描かれる。 ≪その他≫ ジュリー・マディソン ブルースの婚約者で女優。ブルースがバットマンとしての活動で忙しく会えない日々が続き婚約を解消する。 ジェームズ・ゴードン ゴッサム市警本部長。バットマンの良き理解者。ブルースにバットマンの存在を報告する。 ウェイン夫妻が殺されなかった場合はバットマンがいなかったからか殉職している。 トーマス・ウェイン、マーサ・ウェイン ブルースの両親。彼らが殺されたことでバットマンが生まれた。 殺されなかった場合はトーマスはブルースに厳しく接し、マーサはブルースを溺愛している。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/2659.html
バットマン 機種:FC 作曲者:原伸幸、小高直樹 開発・発売元:サンソフト 発売年:1989年 概要 同年の映画『バットマン』を題材にしたアクションゲーム。 ゲーム性・グラフィック・BGMなど全てが上質であり、サンソフトの本気がうかがえる。 なお海外版では1面と2面の曲が入れ替わってる。 また一部の曲はPCエンジン版『バットマン』でもアレンジされて使われている。 続編として『ダイナマイトバットマン』が発売。ただしこちらはコミック版準拠らしい。 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 順位 タイトル~プロローグ オープニング ステージ1 ステージ2・5 第2回ファミコン38位 ステージ3 ステージ4 横スクロール136位1980年代77位 ボス戦 ゲームオーバー エンディング サウンドトラック Rom Cassette Disc In SUNSOFT
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/23751.html
登録日:2011/01/08 (土) 19 32 37 更新日:2024/08/29 Thu 23 37 50NEW! 所要時間:約 14 分で読めます ▽タグ一覧 DCコミックス アメコミ ゴッサムシティ ジャック・ニコルソン ジョーカー ダニー・エルフマン ティム・バートン バットウィング バットマン バットモービル マイケル・キートン ワーナー・ブラザース 元祖 原作と違って殺っちゃってます 映画 賛否両論 農協牛乳 月夜に悪魔と踊ったことがあるか? 『バットマン(BATMAN)』は1989年に公開された米映画。 コミックヒーロー「バットマン」に題材を求めた映画シリーズ第1弾で、実写作品としては1969年のTVドラマシリーズ以来の登場となる。 監督はアニメーター出身で『ビートルジュース』の成功により評価を獲得していた奇才ティム・バートンが務めており、名声を得た現在でも代表作の一つとして挙げられている。 1992年に本作の続編である『バットマン リターンズ』が公開された。 フランク・ミラーが86年に発表した傑作コミック『バットマン ダークナイト・リターンズ』の起こしたムーヴメントに連なる作品であり、同作登場以降のシリアスな作風(『ウォッチメン』の登場や『X-MEN』のヒットもこの頃)へと移行しつつあったコミック業界の流れに合わせた、ダークでシリアスな世界観ながらも所々にバートンらしいユーモアやブラックジョークを込めた内容となっており、賛否はあるもののティム・バートンの示した世界を受け入れられた人間からの評価は高い。 【物語】 200年祭を目前に控えた犯罪都市ゴッサムシティ…。 …そんなゴッサムの暗黒街では都市伝説めいた「蝙蝠男」の噂が持ち切りだった。 …そんな中、街を支配するカール・グリソム率いるギャング組織のNo.2ジャック・ネーピアは、グリソムの愛人のアリシアを寝取った事でグリソムに罠にハメられるも復活…「ジョーカー」を名乗り、街に更なる混乱を呼び込むのだった。 遂にその姿を表わした蝙蝠男=バットマンはジョーカーに敢然と立ち向かう。 …そして、200年祭を舞台に遂に激突した両者だが…二人には当人達も忘れていた古い因縁があった。 ※この設定は監督のティム・バートンのアイディアによる本作独自の物だが、その他の描写は原作に準拠する。 【主要登場人物】 ブルース・ウェイン 謎の大富豪。 意図的に過去が抹消された形跡がある。 果たして、その正体は…。 後に「飛べない豚はただの豚だ」と吹き替えたり、同時代の別のヒーロー映画のリメイクで悪役やったり、 別のアメコミ会社原作の世界で空を飛ぶヴィランになったり、本作を演じた過去をメタ的に取り入れた人間ドラマで好評を博すのは別の話。 アルフレッド・ペニーワース ウェイン家の執事。 浮世離れした主に対して、至って人当たりが良い。 ヴィッキー・ベール 女性カメラマン。 目の覚める様な美貌の持ち主にもかかわらず、最前線に赴き撮影をする等、肝が据わっている。 蝙蝠男をスクープするべくゴッサムにやって来た。 ブルースに惹かれ、彼の過去を追うが…。 劇中事あるごとに悲鳴ばかりあげている、巻き込まれヒロインという印象が強い人。 キャーキャー言う金切り声が耳に残った視聴者も多いのではなかろうか。 気絶したバットマンを取り囲む悪党達に対しカメラのフラッシュで気を逸らす、ジョーカーに魅了された フリをしてバットマンが奇襲する隙を作るなど、活躍の場が無いわけではないが。 アレクサンダー・ノックス ゴッサムタイムズの記者。 三枚目調で、慇懃無礼な口を利く為に煙たがられているが、実際はなかなかに有能な人物。 蝙蝠男を追っており、初めての同志であるヴィッキーに好意を寄せる。 ジム・ゴードン ゴッサム市警本部長。 吹き替えでは警視総監と訳されている。 市警のお偉いさん…本シリーズではそれだけ。 ジャック逮捕時には現場で陣頭指揮を執ったこともある。 ハービー・デント ゴッサムの新地方検事。 グリソムの逮捕を公約に掲げる。 …特にコインに纏わる演出はされていない。 ボルグ市長 200年祭を開くぞ!! …そんだけ。 ジャック・ネーピア グリソムの片腕で、組織のNo.2。15歳の時に重傷害罪で逮捕されるなど複数の逮捕歴がある。 キレ物(2重の意味で)だが、それ故に疎まれ危険視もされている。 グリソムから罠にハメられ、死亡したと思われていたが…。 実は幼少期のブルースの目の前で彼の両親を殺害した張本人。 彼の運命が狂い始めたのはアリシアを寝取ってからなのか、あるいは本人も忘れていた殺人の時からなのか……。 ボブ・ザ・グーン ジャックの右腕。 見た目に反し、かなりの腕訊き。 エクハート警部補 市警の刑事で、グリソムの犬。 ジャックを罠にハメる。 アリシア グリソムの愛人。 …だが、ジャックとも関係を持つ退廃的な美女。 途中で悲劇的な最期を遂げる。 カール・グリソム ギャング組織のボス。 裏では企業とも癒着しているゴッサムを恐怖で支配する帝王だが、嫉妬からジャックを罠にハメた事が自らの命を縮めてしまう事になった。 強盗犯二人組 プロローグに登場。ゴッサムにやってきて右も左もわからない親子連れを襲い、金品を強奪した。 粗暴な男と気弱な男の二人だが、後者は「子供の目の前で襲うなんて…」と悪党になりきれない様子。 金品の勘定をしている所に現れたバットマンを迎撃し逃亡を図るも、バットマンの異様さに気圧され立ち竦んでしまい、 直後叩きのめされた。(この時蹴りを食らい建物のドアに突っ込まされたのは親子連れに直接手出しはしなかった気弱な男の方。) バットマンは犯行の一部始終を見ており状況を把握しているはずだが… 制裁されるに罪の大小は関係ないということか。 ワイヤー付きバットラングで拘束され、首根っこを掴まれ転落死寸前の粗暴な男。命乞いに対し 「見逃そう。ただし条件がある、私の存在を街中に知らせるんだ」と告げ男を解放するバットマン。 ア、アンタは一体!? I'm Batman 後のシーンではエクハート達が現場検証を行っている側、放心状態の粗暴な男が「コウモリが… コウモリが… 」と うわごと言いながら救急車に運ばれていく様子が描かれている。十中八九アーカム送りであろう。 【登場キャラクター】 バットマン ブルースが後述のバットスーツを纏い変身した姿。 劇中ジョーカーの部下達を一方的に蹴散らす強さを見せる一方、プロローグでは強盗犯の銃撃であっけなく倒れ伏す、 ヴィッキーとの逃亡シーンでは、高所からの墜落で体勢を崩した所に後頭部を殴られ気絶する(間髪入れず銃撃を胸板にブチ込まれ、何気に絶体絶命の危機) など、普段の強靭さからギャップを感じさせる描写も。 これは「決して超人などではなく、バットマンも所詮ただの人間でしかない」ことの表現であると思われる。 終盤ヴィッキーを救うため、塔の階段を負傷した体で懸命に登る姿には、様々な "重み" を感じさせられる。 戦う理由は他作品と同様だが、バートン版の狂気を内包した姿は本シリーズ独自の物と言われ、本作と『リターンズ』では敵を割と容赦なく殺す。 ジョーカー ジャックが化学工場の廃液に落とされ髪の毛が緑色に変色し皮膚組織が漂白された上に、整形手術の失敗で顔の神経が破壊され狂った笑顔が張り付いた姿。名称はその姿を皮肉(ジョーク)にした物。 狂気に陥った事で元々の頭のキレと破壊衝動が増強され、元ボスのグリソムをはじめギャングの大物たちを次々血祭りに挙げ、ゴッサムの暗黒街を瞬く間に牛耳った。 しかしそれでもまだ満足せず、スマイレックスなどの毒物を街にバラまき、ゴッサムを死のジョークに陥れようとする。 本作に限っての設定ではあるものの、ジャックがブルースをバットマンに変え、今度はバットマンがジャックをジョーカーに変えたのだから、何とも皮肉としか言いようのない関係である。 変貌後も超常の力などは持たないただの人間のはずで、深手を負い満身創痍のバットマン相手にさえ手も足も出ないほど貧弱だが、 バットウィングのロックオン射撃が何故か全弾外れ反撃にも成功、バットマンに塔上で殴り飛ばされ あわや転落死と思いきや逆にバットマンとヴィッキーを窮地に追い込むなど、主に終盤においてジョーカー補正とも呼べそうなものを発揮させる。 ジョーカーの部下達 ジョーカーに付き従う者達。かなりの人数を誇り、元々ジャックの部下だった者の他そのカリスマ性に惹かれ加わった者達も多くいると思われる。 ジョーカーの紫色のスーツに合わせ全員が紫ジャンパーを着ており、サングラスをしている者も多い。 ボブ以外の構成員は全員名無し。美術館襲撃シーンではジョーカーとともに悪戯小僧めいた行いに興じており、ノリの良い構成員が多いようだ。 ジョーカーへの忠誠心はかなりのものだが所詮は頭数だけの雑魚であり、バットマンとの格闘戦では言わずもがな、 機関銃で武装した部隊もバットモービル&バットウィングの前にあえなく爆殺&銃殺。マチェット二刀流で剣舞を披露したり、曲芸めいた アクロバティックな動きで奇襲をかける変わり種達もいるが、例外なく一蹴されている。 ただし終盤立ち塞がるマッチョ黒人だけは実質ラスボスと言える強さで、手負いとはいえバットマンの直接攻撃を跳ね除け、 得意とする高所からの奇襲も返り討ちにし、逆にバットマンをフルボッコにしてしまうなど異様な存在感を発揮していた。 【メカニック】 バットスーツ 所謂全身タイツとは違うボディスーツが採用された最初の作品。黒い色に黄色い楕円に蝙蝠をあしらったマークは70年代のリニューアル後のコミックに由来するデザイン。 防弾防刃で筋肉がイメージされたボディスーツは、機動性に難ありだが拳銃の銃撃に耐える防御力を誇る(衝撃までは殺せない)。 セットで装備する籠手状のグローブとマントも同じく防弾防刃性能あり。 バットウィング墜落から生還した際も、負傷は免れなかったがスーツ自体は軽微の損傷で済んでおり、頑丈であるのがうかがえる。 終盤ジョーカーと直接対峙するシーンでは、キレたジョーカーの渾身の腹パンがもちろん通用しなかった。腹パンした側の拳が砕け悶絶するという珍しい流れである。 マントは他にパラシュートの役割を果たし、短距離であれば滑空が可能。 実際の衣装としては重量と動き辛さがかなりのものであり、演じたマイケル・キートン氏とスタントマンともに、 スーツを着たシーンの撮影には苦労したそうである。 バットラング(バッタラン) 蝙蝠型の手裏剣で、原作でもお馴染みの武器。 ワイヤーを付属させ標的を引き寄せることもできる。 スピアガン ワイヤー付きの鏃を飛ばす装備。武器にも命綱にもなる便利な道具。 正式な名前は出て来ないが、次作以降にも引き継がれた装備。 バットモービル バットモービルとしては恐らくは最も有名だと思われる、漆黒の車体。未来的な洗練されたデザインながら、クラシカルな意匠を持つ。 内蔵された二丁の機銃でシャッターを破って侵入し、鉄球のような爆弾を転がしてスマイレックス工場を大爆破した。ちなみにこれで敵が9人爆死。 通常時でもかなりの頑丈さを誇るが、シールド形態になると走行できなくなる代わりにさらに堅牢になる。 バットマンの持つハンドマイクによって、上記の形態変化や自動操縦等の遠隔操作が可能。 マイケル・ジャクソン氏が購入希望を出した事がある。 バットウィング バットマンのマークを模した一人乗りの小型戦闘機。 垂直離陸が可能等、高い性能を誇る。 ミサイルでジョーカーのフロートを破壊。ちなみにこれで敵が6人爆死。 また機首に内蔵されたハサミで毒ガス満載のバルーンを回収し、空の彼方へと飛ばした。 スマイレックス 化学に長けるジョーカーが街中の化粧品にバラ撒いた、神経に作用し「Go with a Smile(笑顔で逝け)」出来る毒物。名前の通り摂取した人間は笑い続けながらそのまま死亡する。 さらに死後もその顔には「(ジョーカー曰く)葬儀屋さんもビックリ」な引き攣った笑みが貼り付いたままになるという、非常に悪趣味な代物。 終盤に撒いた緑色の毒ガス(笑気ガス)にも含まれていたと思われる。 なおバットマンに毒の成分や組み合わせが解析されるまでは市民は化粧品が使えなくなり、結果ニュースキャスター達もすっぴん・髪もボサボサのままテレビに出ていた。芸コマ。 ロングピストル ジョーカーが懐から取り出した長大な砲身の拳銃。バットウィングを一撃で撃墜し、バットマンに重傷を負わせることに成功した。 確かに砲身の長さ=威力ではあるが長過ぎ。砲身は伸縮自在で一応普通の拳銃としても使用可能。 コサージュ ジョーカーが胸に飾っている花。溶解液を発射する水鉄砲になっている。 ヴィッキーと初対面の際、アリシアの焼け爛れた顔を「芸術作品」と称し披露しているが、 これの試し撃ちの的にしたものと思われる。 感電装置 ギャングの一人であるロッテリ処刑時に使用。 ジョーカーの掌に仕込まれ、うっかり握手したロッテリを「身も心もホットな握手(物理)」で黒焦げにしてしまった。 【余談】 本作で示されたゴッサムシティのデザインはアカデミー美術賞を獲得した他、クリストファー・ノーラン版のバットマンが登場するまで、シリーズのイメージを支配する事となった。 音楽を担当したのは『オインゴ・ボインゴ』のダニー・エルフマンで、彼がミュージシャンよりも映画の作曲者として知られるようになった最初の作品と言える。 特に映画開始時から流れる「バットマンのテーマ」は彼の代表作として挙げられる。 その曲をバックにワーナーブラザーズのマークが夜空へと変わり、カメラがバットマンのエムブレムを克明に映し出す演出には大きな高揚感を得られるはず。 ちなみに彼曰く、この映画の音楽は飛行機の中で思いついたのだという。 しかしその場で録音するわけにもいかないので、曲のアイデアが思い浮かぶたびに頻繁にトイレに出入りして録音作業をしていたので、客室乗務員から怪しい人と疑われたらしい。(*1) ダニー・エルフマンの音楽は、喧嘩別れしていたと言われる一時期を除き、ティム・バートン作品の定番となっている。 また、映画主題歌を歌ったプリンスによるサントラ(アルバム)が存在する。こちらに収録されている「Batdance」の歌詞が空耳で「農協牛乳」に聞こえるといえばおわかり頂けるだろう。 ヴィッキー・ベールが赴いていた戦場コルト・マルティーズの地名は『バットマン ダークナイト・リターンズ』が元ネタ。 尚、後に同作を手掛けたフランク・ミラーは15年後の続編『バットマン ダークナイト・ストライクス・アゲイン』にもヴィッキー・ベールの名前を登場させている。 クライマックス、ジョーカーが10分後にゴッサムシティ教会にヘリをよこすように言う場面があるが、この後実際に映像内でヘリが来るまで10分かかってる。 つまり、リアルタイム進行となっているのである。 原作のイメージとは全く違うコメディアン出身のマイケル・キートンが主演する事に対し、原作の熱烈なファンからリコール依頼が出されたが映画の公開後はそうした声は収まった。 バートンの示したバットマンとジョーカーの狂気が交錯する、ダークな世界観にキートンの鋭い視線がハマった為である。 彼曰く、「アメリカンマッチョな俳優がコウモリスーツを着る方が滑稽さ」とのこと。 本作でも示されているバートンの「異形への愛情」は次作で一つの頂点を迎える事になる。 ジョーカー役のジャック・ニコルソンがオファーを受けた際、製作費の半分に当たる額をギャラとして提示したという逸話は有名。 当初はその大言に原作ファンから非難の声が上がったが、いざ公開された後は一転、アメコミ史上最恐のキ〇ガイに相応しい凄まじい怪演に「太っている以外は完全にジョーカー」と絶賛されるに至った。 ニコルソン自身もジョーカー役にはかなりの思い入れがあったようで、後の『ダークナイト』で自分ではなくヒース・レジャーがジョーカー役に起用された事はかなり不服だったそうな。 バットマン役の候補には、後の5代目ジェームズ・ボンドことピアース・ブロスナンも挙がっていた。 しかし、それまでのタイツ姿のバットマンのイメージが強すぎたのか、バートンに「ズボンの上にパンツを穿く意味が分からない」と言って辞退してしまったのだという。(*2) 後に彼は『マーズ・アタック!』にてバートン作品への出演は叶ったものの、その役柄は…… 初めて超大作映画の監督という大役を担うことになり、かつてないプレッシャーを背負っていたバートン。 そんな彼に対しニコルソンはとても寛大な心で支え続けていたそうで、バートンは 「大作映画に不慣れな僕のリテイクにも辛抱強くつきあってくれたし、現場の雰囲気を良くしようと手助けしてくれたんだ。"撮りたいものを撮るまで妥協するな、自分の世界を掴むまで突き進め!"って励ましてくれて、とっても良い人だった!」 と振り返っている。 本作公開後、これまでのタイツとは違う、バットマンのボディスーツの様なデザインはコミックに逆輸入された。 同作のコミカライズではジョーカーが終盤にバラ撒く1ドル札の顔が自分の顔になっている。 …映画では割愛されたボツ設定と思われる。 ソフト版でジョーカーの声を吹き替えているのはキャラクターに共通点が多い(?)デーモン小暮閣下。 聖飢魔IIは「ジョーカー〜非力河童人間」と云う楽曲も提供してくれているが、特にバットマンに関係した楽曲では無い。 …なかなかの名曲だと思う。 【主要キャスト】 声はDVD版 ブルース・ウェイン/バットマン マイケル・キートン(渡辺裕之) ヴィッキー・ベール キム・ベイシンガー(宮崎ますみ) ジャック・ネーピア/ジョーカー ジャック・ニコルソン(デーモン小暮閣下) アルフレッド・ペニーワース マイケル・ガフ(松岡文雄) アレクサンダー・ノックス ロバート・ウール(大塚芳忠) ジェームズ・ゴードン パット・ヒングル(大木民夫) ハービー・デント ビリー・ディー・ウィリアムズ(筈見純) カール・グリソム ジャック・バランス(阪脩) バートンの次回作は、子供の頃からずっと自らの空想の中にいた両手がハサミの怪人の物語であった。 そしてこの作品で彼は、最大の相棒の一人と出会うことになる。 追記、修正は終わったのか〜? じゃあGo with a Smile(笑顔で逝け)!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名作だけど、閣下の吹き替えは全然合ってなかった -- 名無しさん (2015-01-05 11 02 36) バートン版の吹き替え微妙なんだよね、特に主役級のバッツとジョーカーが。 -- 名無しさん (2015-03-16 09 33 47) ガラスを割って降ってくるシーン素敵 -- 名無しさん (2016-03-23 16 38 39) マイケル・キートンがのちにスパイダーマンでヴィランを演じてたな -- 名無しさん (2017-07-29 02 39 05) 俺がTVで見た時はジョーカーの吹き替えは内海御大だった -- 名無しさん (2017-07-29 03 04 35) テレ朝版の吹き替えがキャスト・翻訳的に一番いいと思うけどソフト化はされてないんだよな。 -- 名無しさん (2017-09-07 15 59 27) ジョーカーがバットマンを生み出し、バットマンがジョーカーを生み出した、なんという因果関係が唸るねぇ。 -- 名無しさん (2019-10-18 19 54 29) ジョーカーサイドの描写はガッツリあるがバットマンのオリジンは必要最低限しか描写しないから逆にヒーローとして映えるんだよな。ダークナイトがその逆でジョーカーのオリジンをボカす事で底知れぬ悪として描かれていた。 -- 名無しさん (2019-10-21 02 50 46) 生きてると永遠に粘着してくるんでジョーカーへの対処法はキートン式の殺っちゃうというのが一番 -- 名無しさん (2022-10-14 01 05 05) ゲームセンターCXでこの映画が原作と思われるゲームのバットマンを有野課長がプレイして攻略してたなあ。 -- 名無しさん (2023-04-05 18 18 46) この前公開された『ザ・フラッシュ』でワーナーが、幻のニコラスケイジ版スーパーマンばかりかキートン版バットマンすらバートンに一切お伺いを立てずに勝手に使用していたことが発覚。エズラミラーの件といい、バーベンハイマーの件といい、ワーナー滅茶苦茶すぎる…… -- 名無しさん (2023-09-19 20 38 48) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/12610.html
登録日:2012/10/14(日) 18 20 27 更新日:2024/04/29 Mon 21 26 53 所要時間:約 11 分で読めます ▽タグ一覧 DCコミックス PS3 Steam Xbox360 アメコミ アーカムシリーズ ゲーム ジョーカー ダークナイト ダークヒーロー バットマン ヴィランメイクライ 世界一評価されたヒーローゲーム 良作 WELCOME TO THE MADHOUSE! 『バットマン アーカム アサイラム』(Batman Arkham Asylum)とは、DCコミックスのヒーロー「バットマン」を題材にしたゲーム作品。 Rocksteady Studios開発。PS3とXbox360、PC版が発売されている。 バットマンが精神病院アーカム・アサイラムを舞台に、お馴染みの敵ジョーカーをはじめとしたヴィラン達と戦うアクションゲーム。 シリーズの代表的なヴィラン達が登場するだけでなく、ファンをニヤリとさせる多くの小ネタも随所に仕込まれている。 初めてバットマンシリーズに触れるユーザーの為に、キャラクターたちの資料も豊富に用意されている。 また、アイテム収集やオンラインランキングでスコアを競うチャレンジモードなどのやりこみ要素も。 本作のシナリオは『バットマン アニメイテッド・シリーズ』のポール・ディニが担当。一部のメインキャラクターの声優も同作に出演していたキャストを起用している(なお、ジョーカーを演じているのはスター・ウォーズの主人公ルーク役でおなじみのマーク・ハミル。ほらそこ、暗黒面落ちとか言わない)。 アーカム・アサイラムに漂うどこかおどろおどろしい雰囲気や意表をつく映像演出、バットマンには欠かせない探偵的要素なども魅力。 特に受刑者達の収容されている区画の恐ろしさはトラウマものである。 戦闘は主に格闘戦(コンバット)と隠密戦(プレデター)に分かれており、完成度の高い独自の戦闘システムや数多くのガジェット(道具)によってバットマンらしさを存分に演出できる。 しかし主にパワー系のヴィランとのバトルが、ほとんど同じ戦いになっているのが欠点となってしまっている。 一部のヴィランに関しては、そもそもまともに戦えないことも… ゲームオーバー時には本編に登場する各ヴィランが様々なコメントを残してくれるのも特徴。 それぞれのヴィランの個性が表現されており、見所の一つともなっている。 キャラゲーとしても純粋なゲームとしても中々の完成度を誇り、『世界一評価されたヒーローゲーム』としてギネスにも認定された。 その後全ての要素を正当進化させてさらなる評価を得た続編『バットマン アーカム・シティ』が発売され、以後『バットマン アーカム・ビギンズ』『バットマン アーカム・ナイト』とシリーズ化された。 【ストーリー】 ある夜、宿敵ジョーカーを捕らえたバットマンは、精神病院「アーカム・アサイラム」に彼を移送する。 しかしジョーカーは既に計画を整えており、アサイラムで待ち構えていたハーレークィンとの共謀によって彼は脱走。 さらに予てブラックゲート刑務所から移送されていた凶暴な囚人達やかつてバットマンに敗れ収容されていたヴィラン達を解き放ち、瞬く間にアサイラム全体を掌握してしまう。 この事態にバットマンは立ち上がり、首謀者ジョーカーを再び捕らえるため並み居る敵に立ち向かって行く。 【キャラクター】 バットマン(ブルース・ウェイン) 本シリーズの主人公である闇の騎士。 優れた身体能力と様々なガジェットを用いて犯罪者たちに立ち向かう。 銃器に対して紙装甲なのはご愛嬌。 ゲームの進行度に合わせてスーツが破損していくが、実はよく見ると髭も少しずつ生えてきている。 こんなこともあろうかとアーカム島にバットケイブを作っておいた。 ジェームズ・ゴードン ゴッサム市警の本部長であり、バットマンの良き理解者。 今作では度々危険な目に遭い、いわゆるピーチ姫的ポジションとなっている。 オラクル(バーバラ・ゴードン) ゴードン本部長の娘であり、元バットガール。 ジョーカーにより下半身不随にされてからはオラクルとして通信でバットマンをサポートしている。 今作でも様々な場所でバットマンに協力する。 【ヴィラン】 ジョーカー 道化師の姿をしたバットマンの宿敵。 唯の人間でありながら常軌を逸する犯罪を起こし、幾度に渡りバットマンを苦しめる。 本編開始前にゴッサム市役所でゴッサム市長を人質にした事件を起こすもバットマンに捕まりアーカム・アサイラムに護送される。 PS3版の特典「ジョーカー・チャレンジ」ではプレイアブルキャラクターとして、得意の笑気ガスや電流手袋など様々なジョークアイテムを使用できる。 ハーレークィン(ハーリーン・クィンゼル) アーカム・アサイラムの精神科医でありながらジョーカーに魅入られ、狂気に堕ちた女性。 看護服をイメージしたニューコスチュームに身を包み、ジョーカーの右腕としてバットマンを妨害する。 各所で拾えるテープから、彼女がジョーカーの手に落ちてゆく様子が確認できる。 メイクとアイガードのせいかあんまり可愛くないが、次回作では美人。 おっぱい要員。 スケアクロウ(ジョナサン・クレイン) 案山子の様な姿の犯罪者。 心理学教授であったが、恐怖という感情に執着し犯罪者に。 彼の幻覚攻撃による不気味な演出はやけに力が入っており、今作の見所の一つ。 バットマンが突然咳き込んだとき、それは彼の術中に嵌る前兆である。 ベイン かつてバットマンの背骨を折り、引退に追い込んだヴィラン。 劇薬「ヴェノム」によって強靭な肉体を得ている。 ブラックゲート刑務所から脱走していたはずだが…。 キラークロック(ウェイロン・ジョーンズ) 特異な皮膚病により体表がワニの肌のようになった犯罪者。 視力が弱いのか音やにおいで獲物を付け狙う。 凶暴で手がつけられないため電流の流れる特殊な首輪をつけられ、アサイラムの下水施設「キラークロックの巣」に幽閉されている。 彼との戦いは初見では寿命の縮むような恐怖感を与えられる。 アサイラムの看守アーロン・キャッシュの左腕を喰らった張本人。 アーロン看守との関係はおそらくピーター・パンのフック船長とワニがモチーフ。 ポイズン・アイビー(パメラ・アイズリー) 肉体が植物化している女性の犯罪者。 植物を自在に操り、その影響をアーカム全土に拡大させてゆく。 一見非力に見えるが、思わぬ強敵と化しバットマンを苦しめる。 リドラー(エドワード・ニグマ) リドル(なぞなぞ)に執着する知能犯。 バットマンの通信機をジャックしてなぞなぞをけしかけ、知恵比べを挑んでくる。 彼の仕掛けたトロフィーやリドルを発見することで様々な要素を開放できる。 ミスター・ザズー(ビクター・ザズー) 無差別に殺人を犯し、その人数分自分の体に傷をつける殺人鬼。 すぐに人質をとったり速攻でバットマンに昏倒させられたりと、扱いは完全に小物。 彼の本領は次回作で発揮される。 クレイフェイス(ベイジル・カルロ) 体を粘土状にし自由に姿を変える犯罪者。 自分の姿をバットマンの知人に変えて惑わそうとしてくる。 瓜二つの外見で判別できないが、人体を透過する捜査モードで確認すると…? ほとんどオブジェクト的な登場だが、次回作で思わぬ形で再会する。 【その他】 クインシー・シャープ オリジナルキャラ。アーカム・アサイラム所長。 過去3年にわたってアーカム・アサイラム所長を務めてきた。 次期市長候補として動いており、選挙運動を兼ねて最新鋭の設備と更生プログラムを推進している。 ペネロペ・ヤン オリジナルキャラ。アーカム・アサイラム研究部門責任者。 自身の研究以外には興味を示さない冷たい人間。 患者を使った危険な研究を行っているらしい。 フランク・ボールズ オリジナルキャラ。アーカム・アサイラムに勤務する守衛。 勤務態度は良好といえず勤務中の飲酒やポーカーによってたびたび謹慎になっている。 守衛一の武闘派を自称しており、所長になる野望を持っている。 アーロン・キャッシュ アーカム・アサイラムで勤務する最年長のベテラン守衛。 アーカム・アサイラムで最も慕われている。 ゴードンに次ぐピーチ姫ポジションとなっている。 ジャック・ライダー ゴッサムの放送局に勤めるニュースレポーター。 TVやラジオなどを通して、今回の一連の事件を報道している。 トーマス&マーサ・ウェイン ブルースの両親。 幼少のころ、彼の目の前で強盗に殺された。 この事件がバットマンとしての活動の理由の一つである。 今作ではスケアクロウの幻覚の中で登場しブルースのトラウマを刺激してくる。 アマデウス・アーカム アーカム・アサイラムを作った精神科医。 妻と娘を愛する人格者。 しかしその2人を自分の患者に殺されたことで狂気に飲まれ、その患者を殺し自身がアーカム・アサイラムの患者となる。 彼の呪いにも近い想いは現所長のシャープにも影響を及ぼしている。 【メカニック・場所】 バットモービル バットマンの所有するスーパーカー。 ジョーカーの護送に使われた後、中庭に駐車されていたが囚人たちにボコボコにされてしまう。 この後もひどい目にあわされ続編でもあまり活躍の場を与えられなかったが『バットマン アーカム・ナイト』で活躍の場が与えられる。 バットウィング バットマンの所有する1人乗り飛行機。 バットマンにラインランチャーというガジェットを届けてくれる。 バットモービルと異なり続編でも活躍する。 アーカム・アサイラム 今作の舞台となる精神病院兼刑務所。 精神に欠陥があり治療が必要となる犯罪者が収監される。 本来は創始者アマデウス・アーカムの所有物。 以下ネタバレを含む解説 フランク・ボールズ ひそかにジョーカーと内通していた。 バットマンがいないうちにゴードンを誘拐するが用済みとなったとしてジョーカーに殺される。 ちなみにブラックゲート刑務所での火事は彼が関与しているようである。 ベイン ブラックゲート刑務所から脱走していたのではなくタイタン開発のためにアーカム・アサイラムに移送されていた。 ヴェノムを投与されず痩せ細った姿で医療施設に閉じ込められていた。 ゴードンを救出するために現れたバットマンが発見。 ジョーカーにヴェノムを投与され暴走しバットマンと戦うことになる。 バットマンに敗北するもあきらめずに襲い掛かるがバットモービルとともに海に落ちてしまう。 タイタン より強力な治療を行うための肉体強化を目的にDr.ヤンが開発を進めていた新薬。 ベインの血液から抽出されたヴェノムを参考に作られた。 少量で効果があり、パワーもヴェノムより上でベインのように携帯タンクも必要ないが使用すると正気を失ってしまう。 化学式まで完成していたが資金を提供していたのがジョーカーだと気付いたDr.ヤンが研究を中止した。 ミスター・ザズー ジョーカーの反乱によって解放された彼はアーカムの職員を人質に取り立てこもるがバットマンに敗北する。 その後再び脱走、ジョーカーの依頼でDr.ヤンに拷問しようとしたがバットマンに妨害され再び敗北する。 本編では散々な扱いだがインタビューテープでは彼の狂気が伝わる内容となっている。 また二度目の脱走の際、多数の職員を殺害し作品を残している。 ペネロペ・ヤン ジャック・ホワイトという人物から資金提供を受け新薬タイタンを作っていた。 しかし、ジョーカーからジャック・ホワイトの正体が彼であると知らされ研究を中断、研究資金を返しこれ以上の資金を拒否した。 ジョーカーによってアーカムが占領された後、ジョーカーの手下に捕まりかけるもバットマンに救われる。 その後、タイタンの化学式を隠し、研究ラボを封鎖しようとするがバットマンの目の前で爆殺される。 クインシー・シャープ ジョーカーの暴動後はハーレークィンに捕まり人質となっていたが、タイタンを製造していた研究所が発見された後は監禁されていた。 とある場所に彼の隠し部屋が存在しそこには次回作の舞台となるアーカム・シティの詳細な計画が置かれている。 本編では地味な彼だが、アーカムの記録なるものをアーカム島のあちこちに残している。これにはアマデウス・アーカムとシャープがアーカムで体験した出来事が書かれている。 またアーカムの患者に対し、強い憎しみを抱くもう一つの人格を持っていることも明かされている。アマデウス・アーカムの霊に影響され、生み出されたこの人格が表面化しているときは、患者に危害を加えていることが示唆されている。 全てのアーカムの記録を発見するとシャープはアマデウス・アーカムの精神に飲み込まれ、バットマンに自らの役割を継ぐよう書き残し姿を消す。 ただし、続編のアーカム・シティでは消えずにゴッサムの市長に就任している。 ハーレークィン ジョーカーのために所長を誘拐するなど活躍する。 しかし、最後はジョーカーに見捨てられ独房に閉じ込められてしまう。 スケアクロウ 三度バットマンと戦い幻覚を見せてくる。 一度目は死体安置所でゴードンや両親の死体を見せる。 二度目はアーカム棟で両親の殺された犯罪通り/クライム・アレイを再現する。 三度目は集中治療棟でバットマンたちと犯罪者たちの立場が入れ替わったプレイヤーにとっての悪夢を見せてくる。 三度目の戦いに敗れた後、地下水路に恐怖ガスを流そうとするがキラークロックによって水路に引きずり込まれ姿を消す。 キラークロック タイタン解毒薬生成に必要な胞子を集めるために彼の巣に訪れることになる。 バットマンを何度も攻撃するが失敗し最後はバットマンの仕掛けた罠にかかり地下深くに落ちてしまう。 ポイズン・アイビー ハーレーによって解放され植物と戯れていたが、バットマンにタイタンの解毒薬生成に必要な植物の場所を教えるよう脅迫される。 その後ジョーカーによってタイタンを投与され暴走、島を崩壊寸前まで追い込む。 解毒薬を完成させたバットマンが現れるも解毒薬を弾き飛ばし、バットマンへと襲いかかる。 巨大な植物と一体となって襲い掛かるも、爆破ジェルで植物の防護壁を破壊され、敗北した。 リドラー 全てのリドルを解くと彼の使っている回線を逆探知して、彼の元に警官が現れ逮捕される。 スカー・フェイス 絞首刑を行った木から作られた腹話術の人形。 アーノルド・ウェスカーの相方として罪を犯している。 所長室に置かれている他、スケアクロウの悪夢にも所長役として登場。 また、最後のジョーカーとの会話シーンでも、ジョーカーの話し相手として登場する。 ジョーカー ジャック・ホワイトを名乗ってDr.ヤンにタイタン制作のための資金提供をしていたが、途中で彼女に断られてしまう。 それでもあきらめきれなかった彼は自ら捕まりアーカム・アサイラムに潜り込みタイタンを自らの手で完成させる。 タイタンを作った理由は無敵の軍団を作るためと述べていたが、実際はバットマンにタイタンを投与することで、彼が自分と同じ存在であることを証明するためだった。 しかしタイタンを投与されたバットマンは精神力で変身を抑え込む。 その姿を見たジョーカーは、自分に多量のタイタンを投与しバットマンに変身を強要する。 バットマンは数少ない解毒薬を自身に使用、失望したジョーカーはバットマンを事前に呼んでおいた中継カメラの前で殺そうとする。 最後は爆破ジェルのついたパンチでノックアウトされた。 タイタンの効力が切れたことにより、元の肉体へと戻った所を捕縛された。 バイオリンのように弦をプツリ たっぷりおやすみ バットマン △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 新作発表されたのでいろいろ追記してみた -- 名無しさん (2014-03-29 15 21 21) リスニングがダメな俺でも、所々の翻訳がおかしいのには気づいたwwwARCAMoriginと違って操られてる警官相手でも関節へし折ってたような・・ -- 名無しさん (2014-07-31 19 21 33) これのコミック版は設定違うけど精神的にアカン内容やった… -- 名無しさん (2014-12-29 11 42 36) コミックは名前が同じで一部設定がゲームに引き継がれているだけで別物だよ -- 名無しさん (2015-01-29 17 17 53) ジョーカーの声がルーク・スカイウォーカーだ、ってことは書かないのかな。…既に書いてるならスマヌ -- 名無しさん (2015-04-26 14 39 20) 続編の方がそのことに触れやすかったのでそっちに書いてます。 -- 名無しさん (2015-04-26 15 13 35) ラスボスのタイタンジョーカーよりも、その前哨戦のタイタン×2の方がきつかったなぁ。ジョーカーはダメージ与えるとその都度回復出来たし雑魚は周囲の電気壁にぶつけて1発KO出来たけど、タイタン2体はクリアするまで体力回復無し&雑魚湧きが多過ぎたからなぁ -- 名無しさん (2020-02-09 15 39 14) ↑タイタン×2&雑魚戦は最初の雑魚片づけてタイタン達を壁にぶつけてふらついてる間に上に控えている雑魚達をワイヤーショットで落としていけば雑魚の数がどんどん減って楽になるよ -- 名無しさん (2020-05-17 02 42 03) 名前 コメント